勝者だけが知る””億””の作り方

こんにちは、田中祐一です。
今日は勝者だけが実践している
ビジネス戦略について、
僕の経験から話していきます。
僕はオンラインビジネス、特に
コンテンツビジネスを手がけており、
社員なし・事務所なしという形で
年商約12億円ほどの規模で
運営しています。
このオンラインスクールというジャンルは
参入障壁が低く、一見コストがかからない
という特徴があります。
(ちゃんとやったら結構コストかかります)
そのため、お遊び感覚で
ビジネスをスタートする人も
少なくありません。
しかし、ビジネスとして展開する以上、
着実に成長させることでより多くの人を
救うことができます。
そして、持続的に伸び続けるには
しっかりとした戦略が必要なんです。
稼ぎ始める前から、いかに
長期的な成長を見据えるか。
これが鍵になってきます。
音声で聞きたい方はこちら↓
https://stand.fm/episodes/67c2ad05585c0647f0d4c4fd
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多くの起業家が見落とす重要ポイント
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僕が多くの起業家を見ていて
もったいないと思うのは、
キャッシュフローの改善を
意識していない点です。
確かに、稼いでコストを削減すれば
利益は残ります。
税務上の工夫で資金を
残すことも可能でしょう。
でも、それだけではなく、
手元資金を増やすことで
不測の事態への備えや、
攻めるべきタイミングでの
投資に活用できるんです。
だからこそ、僕は多くの起業家に
なるべく早い段階で
融資にチャレンジしてほしいと
考えています。
オンラインビジネスには、
「自由で一人で気楽に、
世界中を旅行しながら稼ぐ」
といった軽いイメージを
持たれがちです。
でも、そんな甘い考えでは
ビジネスは長続きしません。
しっかりと事業として確立し、
競争優位性を築いていくことが
不可欠なんです。
僕たちのように1日10〜12時間
働くのが当たり前の人たちが
いる中で、
副業の世界では、
「1日1時間で同じくらい稼げる」
と考える人もいます。
あまりに現実が見えていません。
市場の中でお客様に選ばれるだけの
価値提供をしなければならないのです。
じゃないと勝ち残れない。
では、どうすれば
事業として優位性をもったまま展開できるか?
そのための取り組みの一つが、
融資の活用です。
これを後回しにする、または
考えもしないのは、
非常にもったいないことなんです。
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融資は「借金」ではなく「信用」
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融資は言い換えれば借金ですが、
これは「信用」でもあります。
多くの人は「金利を払いたくない」
「借金は悪」といった
固定観念を持っています。
しかし、事業投資としての融資の
安心感は全く異なるものです。
実際、手元資金が少ないと
行動が不安定になり、
リスクの高い挑戦をしたり、
信頼を失うような行動を
取ってしまうこともあります。
ある程度の資金余力を確保することで、
メンタルの安定にもつながるんです。
僕自身は現在ドバイにいるため、
日本の法人融資は全て返済し、
今はゼロになっています。
ですが、昨年までは日本政策金融公庫、
きらぼし銀行、さわやか信用金庫の
3行から合計1億5000万円の
融資を受けていました。
ドバイで再び融資を受けるのは
難しいです。
なぜなら、ドバイの通貨ディルハムは
アメリカドルと連動しており、
金利がアメリカと同じ4〜7%ほどに
なるからです。
一方、日本では金利が1〜3%程度で
借りられることが多く、
これは世界的に見ても
非常に有利な条件です。
この日本の強みを活かさない手は
ありません。
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融資がもたらす思わぬメリット
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融資を受けることで
会社の信用力も向上します。
銀行と良好な関係を築くことで、
長期的な事業運営においても
多くのメリットがあるんです。
僕は過去に、銀行とのつながりを
活かして法人の銀行口座を開設する際の
紹介をしたこともあります。
日本でビジネスを展開するならば、
融資を受けることは非常に重要です。
ただし、資金繰りが苦しくなってから
融資を申し込んでも、
希望額を借りるのは難しいものです。
だからこそ、少しでも売上が立ち始めたら、
綺麗な決算書をもとに早めに
融資を受けることを優先すべきなんです。
僕も一度に1億5000万円を
借りたわけではありません。
7〜8年の間に借りては返し、
また借りるという形で
増やしてきました。
信用とは短期間で築けるものではなく、
5年・10年と時間をかけて
積み上げるものです。
だからこそ、早い段階から融資を活用し、
事業の成長を支える資金を
確保するべきなのです。
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融資活用の具体的メリット
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融資を受ける企業は、それだけ
信用力があると判断されます。
手元資金の確保は事業の成長に
貢献するだけでなく、
金利は経費として計上できるため、
経営戦略の一環として
取り組む価値があります。
まだ自分には早いと思っている人ほど、
実は大きなチャンスを
逃しているのです。
僕も法人3期目から融資を
活用しましたが、もっと早く
始めていればよかったと感じています。
法人設立時に無知だったため、
スタートアップ向けの融資を
活用しなかったのは後悔しています。
「買える信用は買っておく」
という考え方が重要です。
金利をどう捉えるかがポイントです。
僕は「安全第一」と考え、
最初は融資を利用しませんでしたが、
最終的に1億5000万円を借り入れました。
これは資金調達だけでなく、
信用情報を高めるためでもあります。
ホームページやSNSの発信と同じように、
融資も信用力を積み上げる
手段の一つなんです。
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総合力で勝負する時代に
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今は簡単に稼げる時代ではなく、
総合力で勝負する時代です。
何が起きてもいいように常に備えること。
これが起業家としての責任なんです。
マーケティングで売上を上げる力と同時に、
お金の知識も磨かなければ、
どこかでつまずくリスクがあります。
数字を正しく把握し、経営に向き合うことは、
自分自身だけでなく、
周囲の人を守るためにも不可欠です。
こうした考えを、僕の周りの
起業家の皆さんにも伝えたく、
今回お話しさせていただきました。
それでは、また。