ゼロ実績でも売れる切り口、知ってますか

田中祐一です。
あなたは、これまでに培ってきた経験やスキルを
「商品」に変えたいと思ったことはありませんか?
例えば、話す力。
人前で自分の意見を伝える力。
あるいは文章を書く力や、人を巻き込む力。
これらは、一見すると漠然とした能力に見えます。
でも実は、正しい切り口さえ与えれば
それが立派な「商品」になり得るんです。
けれども多くの人はこう考えてしまいます。
「私は特別な資格がないから…」
「これまで大きな実績を出していないから…」
「ただの経験なんて、商品になるはずがない」
そうやって自分の力を過小評価してしまう。
結果、せっかくの才能が眠ったまま終わってしまう。
これは本当に、もったいないことです。
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商品化の第一歩は「ポジショニング」
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商品化の第一歩は、
自分の持っている力をどう「位置づけ」るか、です。
例えば「話すことが得意」というのは、
ただの能力に過ぎません。
でもその力を
「人前で緊張せずに話せるようになるメソッド」
という形に変えると、
それは悩みを持つ人にとって価値になります。
同じ「話す」でも、
・ビジネスのプレゼンに強くなる
・人前でのスピーチに自信が持てる
・子どもや家族に対して自己表現できる
切り口が変われば、ターゲットも変わる。
そして、商品としての価値も変わるのです。
つまり、商品化において最も重要なのは
「あなたが持つ力を、誰に、どんな未来につなげるのか」
というポジショニングの設計。
この一点で、売れるかどうかが
決まると言っても過言ではありません。
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「自分の力=キャラクター」である
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商品化に悩む人の多くは、
「正解の型」を探そうとします。
けれど、正解はあなたの外にはありません。
大事なのは、あなた自身のキャラクターです。
例えば、結婚式で「いい感じでお願いします」
と頼まれたとき、
その場を盛り上げるキャラで立ち回る人もいれば、
落ち着いた雰囲気を大切にする人もいます。
どちらが正解ということはありません。
求められるのは、依頼者が欲している「空気」との一致です。
だからこそ商品化においては、
「自分はどんなキャラクターで価値を届けられるか?」
を明確にすることが、最短ルートになります。
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なぜ「力の切り口」が売上を左右するのか
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人は商品を買うとき、
実は「能力」そのものを買っているわけではありません。
買っているのは「未来」です。
・人前で堂々と話せる未来
・自分の言葉で人を動かせる未来
・会議で評価され、昇進できる未来
この未来を想像できたとき、
人はお金を払うのです。
だから、あなたが持つ力を商品化するときは、
「能力を伝える」のではなく、
「未来を見せる」ことに徹してください。
その切り口次第で、売上は大きく変わります。
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商品化を阻む3つの落とし穴
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最後に、これから商品化を考えるあなたに
避けてほしい落とし穴を3つお伝えします。
1.資格や肩書きがないと売れないと思い込むこと
2.過去の失敗を隠してしまうこと
3.相手の求める未来を提示せずに「能力」だけを語ること
この3つを外せば、
あなたの力は自然と「商品」へと変わります。
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力は必ず商品になる
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僕が多くの起業家を見てきて断言できるのは、
「どんな人にも必ず商品化できる力がある」ということです。
大事なのは、あなたがその力をどう切り取り、
誰に、どんな未来を見せるか。
それが明確になった瞬間、
これまで眠っていた経験やスキルが
一気にビジネスの武器に変わります。
ぜひ、この視点で
自分の力を見直してみてください。
その一歩が、あなたの未来を変えるはずです。
それでは、また次回。
はむはむ。