ビジネスは数字との距離感で安定する
田中祐一です。
数字から逃げる人に、
安定したビジネスはつくれません。
一方で、数字にのめり込みすぎても、
視野が狭くなりチャンスを失います。
大事なのは【距離感】
数字を冷静に見つめ、
必要以上に恐れず、
かといって盲信もしない。
このスタンスを持った人だけが、
長く稼ぎ続けられるようになります。
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数字から逃げると何が起こるか
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起業初期の僕もそうでしたが、
売上や広告費の数字を見るのが怖くて、
現実から目を逸らしたくなる瞬間があります。
「今月は全然申し込みがない」
「広告費だけが垂れ流されている」
頭の中ではわかっていても、
数字を見ると心が折れそうになる。
けれど、数字から逃げれば逃げるほど、
次に打つべき一手が見えなくなります。
結果、ギャンブルのように
「当たるか外れるか」だけで動く。
これでは安定した成長は望めません。
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数字に溺れる危険性
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逆に、数字にのめり込みすぎても
うまくいかなくなります。
「CPOが何円だから絶対にダメだ」
「成約率が下がったから終わりだ」
こんなふうに数字に振り回されると、
本質を見失ってしまうのです。
数字はあくまで現状を示すサイン。
そこから「何を改善すべきか」
仮説を立てるためにある。
数字そのものに善悪はありません。
善悪を決めるのは、
それをどう解釈するかにかかっています。
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見るべき数字は絞っていい
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よく「どの数字を見ればいいですか?」
と質問されます。
結論から言えば、最初は
「集客数」と「成約数」
この2つだけで十分です。
どれだけ人が入ってきたか。
その中で何人が買った(登録した)のか。
このシンプルな2本柱を見るだけで、
ビジネスの現状は大きく見えてきます。
数字を複雑にしすぎると、
分析疲れで手が止まってしまう。
まずはシンプルに。
そこから徐々に精度を高めればいいのです。
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数字は感覚を育てる道具
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数字を追う最大の目的は、
「正解を知ること」ではありません。
むしろ「感覚を磨くこと」です。
僕はこれまで300以上の
プロダクトローンチを手がけました。
その中で痛感したのは、
数字の裏にある“意味”を掴む力が
何よりも重要だということです。
同じCPOでも、
広告の質の問題かもしれないし、
オファー設計かもしれないし、
セールス側のトークかもしれない。
数字を見て仮説を立て、
実行して検証する。
この繰り返しでしか
感覚は育ちません。
そして、その感覚がある人だけが、
長期的に稼ぎ続けられるのです。
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数字を味方にする人の特徴
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僕が見てきた受講生の中で、
成果を出し続けている人には
共通点があります。
それは「数字と友達になることを恐れない」
という姿勢です。
数字が悪いときでも、
「ここが改善ポイントだな」と受け止める。
数字が良いときでも、
「もっと伸ばせる要素はないか」と探す。
つまり、結果に一喜一憂するのではなく、
次の行動に変換する。
この習慣を持った人は、
驚くほど成長スピードが速いのです。
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数字の距離感をデザインせよ
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数字から逃げてもダメ。
数字に溺れてもダメ。
大事なのは、
数字とどう距離を取るかです。
・現実を直視する勇気を持つ
・必要以上に恐れない
・盲信せず、改善のヒントとして扱う
この3つを意識するだけで、
数字は「敵」から「味方」に変わります。
数字と友達になれたとき、
ビジネスは安定し、
あなた自身の成長も加速するはずです。
それでは、また次回。
はむはむ。










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