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3000万円を阻む未練の壁

 2025/04/13 マーケティング
この記事は約 6 分で読めます。 13 Views

こんにちは、田中祐一です。

今日はビジネスを成長させるために
避けては通れない重要な思考法について
お話しします。

私たちの周りには、成果が出ていないのに
同じことを繰り返し続ける人が
数多く存在します。

なぜ彼らは前に進めないのか?
そこには「未練の壁」があります。

この壁を越えられるかどうかが
3000万円の売上を達成できるかの
分かれ道なのです。
音声で聞きたい方はこちら
https://stand.fm/episodes/67dc1f48873bac0ced795ffe

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損切りできない思考の罠
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僕は多くの起業家や事業主と関わる中で
ビジネス経験が浅い人によく見られる
もったいない思考パターンに気づきました。

それは「損切りができない」という
思考の罠です。

投資の世界では当たり前の概念ですが
ビジネスの場面でもこれは非常に重要。

想定と違って下がってしまった銘柄を
一旦損を確定させて次にエネルギーを
振り向けること。

これが「損切り」です。

しかし感情的にはこれが
とても難しいんですよね。

「ここまで時間とエネルギーをかけてきたから…」
「ここから上がるかもしれない…」
というサンクコストが働いて
なかなか手放せない。

そして結果的に、周りの人に不満を
ぶつけたり、モヤモヤした状態で
時間だけが過ぎていくのです。

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未完了タスクの重さ
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例えばコンテンツホルダーと
プロデューサーが組んだとき。

「このプロデューサーはこうしてくれない」
と不満を言い続けるのは、
実はもったいないことなんです。

自分でその相手を選んだのは
あなた自身ではないですか?

嫌だったら損切りして、
そこまで進めてきたものを捨てて
違うプロジェクトに投資した方が
良くないですか?

世の中にはプロモーターがたくさんいます。
とことんやり切るという選択肢もありますが

中途半端な状態でモヤモヤし続けるのは
非常にもったいない。

参加した起業塾が自分にフィットしなかった時も
いつまでもそのことを言い続けたり
講座期間があるからと実践してないのに
頑張ろうとするのは時間の無駄です。

損を確定させて、自分にフィットすることに
全力で向き合う方が良いのです。

私はこれを「未完了タスク」と呼んでいます。

こういった中途半端な状態が積み重なると
次へ進もうとしても全てが中途半端になり
成長が止まってしまうのです。

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関係性をはっきりさせる勇気
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自分が投資したものから
リターンを得たいというのは当然です。

しかし投資である以上、
100発100中で当たることはありません。

自分の努力も空しく、
成果が出せないのであれば
思い切って忘れることも必要です。

脳内のメモリを解放して
次に向かっていかないと
ビジネスは前に進みません。

ビジネス経験が豊富でない人ほど
この損切りの考え方ができずに
同じところで停滞しがちです。

それが重いエネルギーとなり
上昇の波を描けなくなるのです。

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必ず完了させる習慣
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チームを組んだり外注したりして
うまくいかなかった時。

それを引きずるのはもったいないですし
次の一手を考えるべきです。

自分と合わない人や方向性が
一致しない人はいるものです。

そういう意味で損切りをして
完了させることが重要なのです。

3000万円、1億円と売上が上がるにつれ
心理的にどんどん大きな投資に対して
切ることができなくなります。

しかし、そこを切っていくことで
次のステージが開けていくのです。

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私の2億3000万円の損切り経験
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僕自身も金銭的な損で言えば
めちゃくちゃやらかしています。

ファネシーというシステムを開発していた時
完全にサーバーを停止して終了すると 決断しました。

開発費用だけの純損失で言えば
2億3000万円。
これは大きな損失でしたが
僕の中では一つの損切りでした。

完了させて次に進むための決断です。

数百名規模のユーザーに使っていただき
皆さん「いいね」と言ってくださったものの
会社のリソースなど様々な要素を考えると
事業撤退すべきと判断しました。

3年ほど頑張ったプロジェクトでしたが
完全に赤字で確定させることになったのです。
でもこれは次のステージに向かうために
必要なことでした。

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起業初期と規模感の違い
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規模感によっても全然違います。

起業1年目だったら20万円、30万円でも
損を確定するのは非常に難しいでしょう。
しかし同じエネルギーで考え続けている人を
見るともったいないと感じます。

状況に対して文句を言っても 何も変わりません。
次に進むしかないのです。

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中途半端にしない決断力
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損切りをしっかりと行い
中途半端ではなく「終わらせる」ことが
非常に重要です。

業務依頼した人が「できません」と
断るならまだいいのですが
依頼したものをそのままボールを持ったまま
フェードアウトするケースも あります。

何百人という仕事のパートナーがいると
そういう人も出てきますが
それはとてももったいないことです。

そういう人は今後の仕事のチャンスも
なくなっていきます。

最初から断るか、コミュニケーションの中で
事情を鑑みて謝るのであれば
問題ありません。

僕だってできないことはたくさんありますし
期日を守れないこともあります。
しかし放置するのは良くありません。

未完了が溜まる人は
基本的に信頼できる人ではなくなっていく。
これは仕事の仕方として
重要なポイントです。

今日お話しした「損切り」の考え方を
ぜひ取り入れてみてください。
あなたが次のステージに進むための
勇気ある決断を、僕は心から応援しています。

3000万円を阻む壁を乗り越え
新たな成長を掴み取りましょう!
明日も一緒に成長していきましょう。
はむはむ

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ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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