どんぶり勘定で ビジネスを潰すな

こんにちは、田中祐一です。
おままごと経営はやめとけ
というタイトルでお届けします。
音声で聞きたい方はこちら
→ https://stand.fm/episodes/67b6fbe1d1cb1bea9b16c008
最近、多くの経営者と話をする中で
気になることがあります。
それは、売上を上げる方法を
いくら伝えても、お金の管理が
ザルのような状態の人が
非常に多いということ。
特に女性起業家に多いのですが
(もちろん、きちんとされている方も
たくさんいます)、稼ぐことには
とても長けているのに、お金の管理が
驚くほど甘い。
例えば、こんなケースです。
利益が出たから、と言って
すぐに新しい講座に投資する。
でも、税金の支払い時期が来たときに
支払えない。
これって、完全にお金のルールと
向き合えていない状態ですよね。
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経営者の覚悟って何だろう?
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売上が伸びているときは、
人材投資も積極的にできます。
でも、売上が下がってきたとき。
利益が出づらくなってきたとき。
そんなときこそ、会社の経営体質を
スリム化していく必要があります。
ところが、こんな声を
よく聞きます:
「スタッフを守るために、
給与は下げられません」
もちろん、経営改善のために
できる限り頑張ることは大切です。
でも、限界を超えてまで
借金を重ねていくのは、
これは経営者の態度とは
言えないと思うんです。
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僕の数値管理の方法
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株式会社ザ・リードでは、
毎月1000件以上の取引があります。
僕は、その全てに目を通します。
サブスクの売上はどうか
部門ごとの利益率はどうか
キャッシュフローの状況は?
毎月、経理担当から上がってくる
資料を徹底的にチェックします。
信頼できる経理担当がいても、
最終的な確認は経営者である
僕自身がやります。
なぜか?
どこが調子悪いのか
どこが経営上の課題なのか
それを把握せずに経営なんて
できるわけがないんです。
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プロダクトローンチの落とし穴
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プロダクトローンチは、
確かに夢のような手法です。
一気に大きな売上を
作ることができます。
でも、そこで失敗する人の
特徴があります。
それは、売上が立った瞬間に
生活水準を上げてしまうこと。
高級車を買ったり、
派手な投資を始めたり。
これって、まだ税金の話も
終わってないのに
先走りすぎですよね。
本来なら、
1. まず法人税を払う
2. 繰越利益剰余金を確保する
3. 会社の安全性を高める
この順番を守るべきなんです。
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経営者の最優先課題とは
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「お客様と向き合いたい」
「感謝される仕事がしたい」
そう言う経営者は多いです。
でも、それって会社が
盤石だからこそできる話なんです。
毎月の数値を見て
適切な意思決定をすること。
これこそが経営者の
最優先課題なんです。
守るべき人たちを守り、
世の中に価値を提供し続ける。
それこそが、本当の意味での
経営者の仕事だと思います。
では、また。
田中祐一
PS.
ドバイはそろそろ暑くなってきて、
一番熱い時間帯は
外に出て遊ぶのが
ちょっとつらいです(笑)
レゴランドの年間パス買ったし
プールで子供たちと遊びつくそう
計画を立てています。
会社の数値をしっかり管理できているから
こそ、新天地でも安心してチャレンジ
できているんですよね。