マーケティングにおける選択と集中
田中祐一です。
あれもこれもやっているのに、
一向に稼ぐことができない。
まさに、昔の私のことです。
過去を振り返ると、稼げていない頃は
とにかくインプットが多く、
また無駄な作業が多かった。
これはしっかり、売上に繋がる
要素を分解して1つずつ実行していなかったからです。
ビジネスを分解していくと、
何をするべきなのか、何をしたら良いのか見えてくる。
特にあれこれも手を付けてしまう人に
とっては非常にオススメな方法です。
特に私のような自分自身を商品としている
人はそのバランスが重要になってくる。
その配分を整えることも、マーケティングの
要素といえるでしょう。
今一度ご自身のビジネスのバランスを
見なおしてみることがオススメします。
では一度、ビジネスにおける要素を
分解してみよう。
もちろん、いろんな角度から
分解することができる。
でも私が今日取り上げたいのはこの考え方です。
自分自身を商品としている場合、
主要タスクはこの3つです。
具体例を出していきましょう。
1:商品
一般的なマーケティングコンサルタント・・・
私もこのジャンルに入りますが、
商品=コンサルティングという
パターンが非常に多いです。
セミナーやセッション、施術も同様ですね。
それから商品開発という時間も
多いでしょう。
商品なくして、ビジネスは
成り立たないし、顧客に価値提供
することすらできません。
2:集客
これは見込客を集めて、価値提供すること
と定義します。
例えば交流会にいき、
名刺交換をすることも集客ですし、
ブログやFacebookを書いて、
価値のある文章を書くことも
集客です。
3:販売
そして、価値を感じてくださっている方に
「商品」をご案内する。
お客さまが購入することにより
売上がたつという図式です。
対面セールスだったり、
ネット上での申込だったり。
結局、販売できなければ
売上は0になってしまうのです。
これまた非常に重要なタスクです。
選択と集中
経営学者ピーター・ドラッカーの言葉です。
ドラッカーは30冊以上の著書で多くのコンセプトを提唱しましたが、その中に「選択と集中」があります。ドラッカーを信奉するGEのジャック・ウェルチが実行したことで知られます。
まず売上が立たないというのは
お客さまを集める行為、
つまり集客に関する時間をとれていない。
選択と集中するべき
『集客』に時間をかけていない。
ということです。
そうなると、見込客がいないので
何かを案内することができません。
だから、私達はいざというときに
集める労力をかけなければなりません。
すでに案内できる見込客を確保する
ようにしておいてください。
多くの人は集客行為が
好きではありません。
自分が好きな
『商品』に関する行動に逃げてしまいます。
仲間内でコーチングの練習をしてみたり。
書籍を読んで知識を増やしてみたり。
身内だけの勉強会やセミナーを開催したり。
それでは売上が立ちづらい。
それから、集客は毎日行うものです。
なるべく仕組み化して少しづつでも
実行していくものです。
全ての要素が綺麗に流れるためには
集客というタスクに時間を書け、
精度を上げていくというのが
1つの解決策です。
あなた自身というリソースは
本当に価値があり、どう配分
するかはとても重要な考え方です。
何に選択集中していくか・・・
これが経営戦略の第一歩ですね!
実は、選択と集中をこの
自分一人でやることよりも
大きな成果をあげるための必殺技のような
手法も存在します。
次回はその考え方について
書いていこうと思います。
追伸:
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