信頼度200%アップの話し方

はい、田中祐一です。
今日はある決済会社の担当者の方との
やり取りから気づいたことを
お伝えしたいと思います。
僕も妻もいつも感心するのですが、
この方の対応が本当に素晴らしく、
「うちで働いてほしい」と思える
レベルなんですよね。
では何がそれほど素晴らしいのか?
それは単に返信が早いとかではなく、
「一歩先を読んで提案してくれる力」
なんです。
例えば僕が「こういうフォームって
作れますか?」と質問したとき。
三流の人なら「確認します」と言って
何日も返信がない。
二流の人なら「社内で確認します」と
一応連絡はくれる。
でもこの方は違いました。
「作れますよ。おそらく御社だと
このようなフォームだと思うので
4パターン作りました。ご確認ください。
間違っていたら作り直しますので」
と、僕が聞いてもいないことまで
先回りして対応してくれたんです。
音声で聞きたい方はこちら
https://stand.fm/episodes/67d8294572c9139497fdc2fb
=============
コミュニケーションの本質
=============
僕たちがビジネスでお金をいただける
理由って何でしょうか?
それは「相手の時間を節約し、
売上アップに貢献できる」からです。
しかし多くの人のコミュニケーションを
見ていると、逆に相手の時間を
奪っていることが多いんですよね。
コミュニケーションが下手な人の特徴:
1. 返信しない、または遅い
2. 社内だけで確認して相手に状況共有しない
3. 自分でドリブルして相手を待たせる
これでは相手の時間を奪うばかりか、
信頼関係も構築できません。
=============
一流のコミュニケーション術
=============
一流の人は何が違うのか?
それは「相手の言いたいことは何か」
「これをやったら喜ぶだろうか」と
常に先を読む姿勢です。
トラブルがあったときも:
「こういう状況です。つきましては
このように対応しようと思いますが
いかがでしょうか?」
と先に提案してしまう。
ただ伝言するだけの「伝書鳩」ではなく、
自ら解決策を考え、提案する人になる。
これが一流と三流の決定的な差です。
最近、あるショート動画で見たのですが、
取引先から修正依頼があったとき、
「私は修正を伝えたので大丈夫です」
と言いながら結果が出ていない人。
これは完全に仕事ができていません。
間に立つ人の責任は「結果を出すこと」
であって、「伝えること」ではないのです。
=============
成功するプロジェクトの共通点
=============
僕が起業1年目から多くの
クライアントに恵まれ、結果を
出せた理由の一つはここにあります。
提案型だったということ。
「今はこういう状況です。だからこう
しましょう。今後はこうしていきます」
と常に共有しながら、
コンテンツホルダーに負担をかけない形で
売上を上げていったんです。
逆に、売上が上がっても解散する
プロジェクトも見てきました。
その原因は「お互いに気持ちの良い
働き方ができていない」こと。
つまり、単に依頼されたことをこなす
だけでは50点の仕事です。
依頼されていないことも先読みして
提案していく。これが100点の仕事。
=============
明日から実践できる行動指針
=============
1. 1〜2手先を見て行動する
2. 積極的にクライアントの業務を
巻き取っていく
3. 小さなことから成功体験を積む
もし「全然違うよ」と言われても
それは貴重なフィードバックです。
「わかりました、作ってみます」と
言ってから「どうなりました?」と
聞かれるのを待つのは遅すぎます。
オンラインでも対面でも、相手が
言葉にしていないことを巻き取る力が
今の時代には重要です。
これが「相手の時間を奪わず、
むしろ喜ばれるコミュニケーション術」
なのです。
我が主催するビジネスコミュニティPLCでも
このようなコミュニケーション術を
常に意識して実践しています。
クライアントのために自分の時間を使い、
相手の時間を節約する。
この姿勢こそが、一流と三流を
分ける決定的な差なのです。
=============
チーム全体での実践が重要
=============
このコミュニケーション術は
一人だけが実践しても効果は限定的です。
僕が「全員で勝つ!」というモットーを
大切にしているのはこのためです。
大学時代のテニスサークルや
NTTデータでのプロジェクト経験から
チームで動く楽しさを実感してきました。
チームの才能を引き出し、
成功も失敗も全てシェアする。
この文化がプロジェクトの成功率を
大きく高めるのです。
コンテンツホルダーとプロデューサーが
チームとなって互いの強みを活かす。
そして先読み型のコミュニケーションで
全員の時間を有効活用する。
これが我が主催するビジネスコミュニティPLCの
核心的な価値観となっています。
=============
まずは「テスト」の心持ちで
=============
「でも先読みして間違えたらどうしよう」
と心配する方もいるでしょう。
そんなときは「全てはテスト」の
心持ちで挑戦してみてください。
新しいコミュニケーション方法を
「心配」ではなく「テスト」と捉える。
これは主催するビジネスコミュニティPLCでも
代名詞となっている大切な教育理念です。
先ほど紹介した決済会社の担当者も
最初から完璧だったわけではないはず。
小さな「テスト」の積み重ねが
今の素晴らしい対応力を生み出したのです。
あなたも明日から一つだけ
「先読み提案」を実践してみませんか?
そして徐々に範囲を広げていく。
この小さな変化が、あなたの評価を
大きく変える転機となるでしょう。
ではまた。