1. TOP
  2. 日本でお金を持つと不自由になる

日本でお金を持つと不自由になる

 2024/02/14 マーケティング
この記事は約 5 分で読めます。 244 Views
田中祐一です。

━━━━━━━━━━━━━
日本でお金を持つと不自由になる
━━━━━━━━━━━━━

これ、僕が実際に問題に
直面していて感じることです。

今まで事業を頑張ってきた。

見栄えの良い決算書を作るために

・適切な役員報酬の設定
・無駄な節税はしない
・攻めた節税はしない
・法人の税金はしっかり払う
・旅費規定、社会保険最適化、
 住宅規定、倒産防止共済など
 経営者に必須なお金の対策は実施済み
・借りる必要ないけど1億5000万円融資を受ける

などなどしてきた。

僕自身はほどほどのお金で生活できればいいと
ひたすら守備力を高めてきたんですよね。

僕自身はお金持ちじゃないけど
法人がお金持ちになったのだ。

事業に関わる仲間が100人近くいて
みんなが困らなないように、

月に1億円以上パートナーに払うこともあるので
月次決算をして、キャッシュフローを注視して
利益の繰延に頭を使って
なんとか10年間経営してきた。

適当にお金を使って
お金がなくなる人たちを見てきて
安心・安定・無理しないお金との
付き合い方ができてきていると思う。

で!

ここにきて、

「海外で子育てをしてみてぇ!」

っていう俺の最後のコンプレックス
英語を学ぶ機会にチャレンジしてみたい。

これは、自分の中では
「夢」に近い。

いつかアメリカのマーケティングセミナーを
通訳なしで聞いてみたいものだ。

これはおしゃれなカフェで仕事するみたいな
景色を想像するだけで興奮するぞい!

そんな思いがむくむく湧いてきた時に
「日本の税制」というボスが急に
登場してくるわけよ。

やべえよ。

FF5で何も知らずにオメガと遭遇した気分よ。

━━━━━━━━━━━━━
出国税
━━━━━━━━━━━━━

海外に出る際に、株価が1億円
超えている人は、それを全部売却した想定で
海外に行かなければいけない制度。

正しい計算式は僕もわからないけど
ざっくりと2割としておく。

これ、未上場の株にも適応されます。

つまり、僕の会社にお金が1億円残っていたら
2000万円を国に収めてから出て行かないといけない。

つまり

個人が1000万円貯金
法人が1億円繰越利益剰余金を持つ
↓
個人が2000万円払わないといけない。

この矛盾!

僕の場合それなりに会社の利益を
積んでいるので個人で用意する
金額がもっと増える。

これは、相続税と同じように
株価対策が必要だ。

よく相続税対策では
不動産購入をすることで
経理上の資産を圧縮する処理が
行われる。

しかし、僕はこれから
海外に出ていくため、あまり
日本で資産を持ちたくない。

事業だって世界展開したいし。

そういう意味で不動産を
購入することはできない。

だから別の株価対策が
必要になる。

まぁ、もうゼロにはできないから
出国税は大量に払うこと自体は
受け入れている。

━━━━━━━━━━━━━
事業どうする問題
━━━━━━━━━━━━━

これが問題だ。

ピーキーな処理をすると
「利益移転」とみなされ追徴を
受けてしまう。

海外に移住するのにお金使って
違法だと指摘されてお金を
さらに支払ったら
アホみたい。

でも、実際に起こりうる。

だから、新しく作る海外法人で
日本の事業を買収したりする必要がある。

その際にも、
日本法人で大量の利益が出るんだ。
事業を売るわけだからね。

そこでもがっぽり税金を支払う。

ここは色々検討しているところなので
詳しくは言えないが、、、

とにかく日本国にとって
有意義になるようしっかり
税金ははらってから海外に移住するつもりです。

支払いたくない、とかではなくて

━━━━━━━━━━━━━
日本でお金を持つと
(海外にいくとき)不自由になる
━━━━━━━━━━━━━

ということが伝えたかっただけです。

ハシゴのかけ間違いというか
戦略の違いなんですよね。

最初から海外にいくことを
意識していたら
もっと役員報酬の設定も
違ったものになっていただろうし

お金の使い方も、新規の事業構築も
全て変わっていたでしょう。

出口こそ全て、と言われるでしょうし
まぁこの投稿自体が
僕の無知をさらしていいます。

最初からゴールを意識しておくと
全然違ったよなぁ。

そしてルールを知っておくと
戦い方が違ったよなぁ。

ということです。

もちろん現在進行形で
複数の国際税理士に
相談しています。

わからない単語も頑張って
調べて会計になれようとしています。

それでも、、、やっぱ
お金のルールって残酷よな。

知らない人はどんどん
お金を失っていくわけで。


自分がどう生きたいか、
ちゃんと考えて事業設計しような。

しくじり先生じゃないけど
「俺みたいになるな」

海外に移住してみたい人は
ぜひ法人が若いうち、事業が
育ちきっていないうちがいいぞ。

と老害になりたい男からの
アドバイスだ。


PS

お金は「どう生きたいか」
をサポートするものです。

今回お金にフォーカスして
書いてみたけど

海外で子供と英語圏で暮らす
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

これのためならば
田中家は全力で向き合う次第です。

新しいチャレンジは
住む場所を変える!

新潟を出て20年
事業をはじめて10年
港区に住んで7年

人生を目一杯楽しみたいものです。

\ SNSでシェアしよう! /

田中祐一公式ブログの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

田中祐一公式ブログの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

この人が書いた記事  記事一覧

  • なぜあなたの動画はつまらんのか

  • 2024-2025年のビジネストレンド分析

  • 抽象と具体:コンテンツの反応を高める極意

  • Meta広告 vs YouTube広告

関連記事

  • Zoom上場!個人起業家の働き方が変わる?

  • SDGs(持続可能な開発目標)を知らないことは経営のリスク

  • プロデュース起業をおすすめする 5つの理由とは?

  • 拝啓:結果ばかりみて一喜一憂される方へ

  • FBライブ決定!出版業界のアフターコロナ

  • 明日17時から電子書籍を配ります。