新潟県の雪遊び
from:田中祐一@スマホ集客コンサルタント
新潟県の実家より
実家に帰ると、過去の事件を何個か思い出したりします。
僕が高校3年生の頃のことです。
新潟県の雪はひどく積もる。
朝起きたら1メートル以上積もっていることもあり
除雪車なしでは車を走らせることなんて出来ません。
その中で、頭の悪い僕はその雪を使って何かいたずら
出来ないか常に考えていました。
受験直前の冬は、友人達の間でアイスバーンを作ることが流行っていました。
積雪している場所の上に水をまいて、目一杯こするんです。
「シャッシャッ!」
そして、水をまいて、こすって、また水をまく。
そうするとピッカピカでツルッツルのアイスバーンが出来上がるのす。
そのアイスバーンの上で、友人達と押し相撲をすると、
どちらがスッテーん!と転ぶ、お笑い番組のような
シーンをつくり上げることができるのです。
そのアイスバーンを学校の渡り廊下で再現したら、
先生方がどのように対応するのか・・・そんなことを思いついてしまいました。
僕のクラスの位置は渡り廊下の目の前になっています。
そして、先生達は朝会のために渡り廊下から教室に向かって歩いてきます。
その日は友人達と朝6時に高校に集合。
理科室から、ホースを延々伸ばして渡り廊下に放り出します。
そして、各自掃除用の雑巾を使って、ホースから水を流しながら
熱心に雪を磨き続けます。
手が悴んでしまうので、たまにストーブに戻って手を温めて。
そしてまた磨く。
努力の結晶として立派なアイスバーンが渡り廊下一面に出来上がりました。
僕たちは、それは小学生のように喜んでアイスバーンの上で滑って転んで
遊びました。でも・・・目的はそこにあらず。
朝会前に皆で教室から頭だけ廊下に出して、
先生が渡り廊下(死のアイスバーン)を渡っていく様子を
観察しました。
先生を待っている時の胸の鼓動は今でも覚えています。
理科の先生が最初に登場しました。両手にはたくさんの書類を抱えています。
そして、渡り廊下に入った瞬間、何かいつもと違う雰囲気を感じていました。
先生は渡り廊下一面がアイスバーンになっていることに気づきました。
でも、先生はどれだけそこがスベるのかわかっていません。
先生はその魔のエリアに恐る恐る侵入していきます。
一歩ずつ確実に進んでいますが・・・
グラグラッとバランスを崩し、
お尻からスッテーんと転んでしました。
その瞬間、我々作成者はまるで日本代表が
ワールドカップでゴールを決めたかのように喜びを爆発させました。
努力の実った瞬間です!!やったー!
「何をそんなに盛り上がっているんだ?」
隣のクラスの担任が裏から廻ってきて
僕達に声をかけました。
「アウツ!!」
僕たちは笑ってしまう顔を精一杯押さえつけて
「なんでもありません」
とクールに言い放ち、自分たちの席に戻りました。
今となっては理科の先生に悪い子としたなぁと思います。
これも子供の頃のいたずら心なんです。
さて、、、ここまで呼んでいただいた方、
1000文字を超える長文でしたがいかがだったでしょうか?
ストレスなく読むことが出来ましたでしょうか?
これって、本当にちょっとしたコピーライテイングのスキルなんです。
セールスレターを書く際のコピーライティングで
重要なコンテンツがあります。
それは・・・
「ストーリー」
僕は凄い。商品買って!商品買って!
そもそも、そんなことを言っても人は
セールスレターを読んでくれません。
なんだなんだ?
そんな風に人を引き付ける
ストーリーを書くことで人はあなたの文章を読んでくれます。
ストーリー風であれば特に良い話でなくても大丈夫です。
僕の話なんてただのいたずら話ですしね。
日本昔話、嫌いな子供はいますか?
人に話を聞いてもらうために必要なことはストーリーなのです。
人を引き付けるためのストーリーは、
セールスレターだけじゃなくて、
ブログやメルマガでも活用できます。
僕はストーリー作成が苦手。
だから最近、普段は全く読まない小説なんてジャンルを
読んだりしています。
昨日読んだのはノルウェイの森。
まずはメジャーどころから。。。(笑)
ストーリーのコツは無駄だと思える場所をより
緻密に描くことができることです。
僕もまだまだ勉強中。
まぁ、コピーライティング自体が奥深いので
一生勉強するのでしょうが・・・
あなたの文章もストーリーから結論につなげてみる
ことをやってみてはいかがでしょうか?
以上です。
PS
アイスバーン事件は、やはり教師達に
バレて怒られてしまいました。
いたずらはほどほどに、当時はそう思った・・・気もします。
では!