お客様はあなたの弱さを買っている
こんにちは。田中祐一です。
「もっと完璧な自分を見せないと」
「実績を並べて、凄そうに見せないと」
「プロとして、弱音なんて吐けない」
もしあなたが、そんなふうに自分を
厳しく律して、画面の向こう側の
お客様と向き合っているとしたら。
……実は、その「完璧主義」こそが、
お客様があなたを選ぶのを、
密かに邪魔しているかもしれません。
正直に申し上げます。
僕が日々、受講生の皆さんの
セールスレターや動画を添削していて、
「あぁ、この人、
凄すぎて近寄りがたいな……」
と感じてしまうことが、
本当によくあるんです。
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「凄すぎる人」から
人は物を買わない
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もちろん、最低限の専門性や
実績はビジネスに必要です。
でも、今の時代、
「100点満点の正解」や
「完璧に成功している姿」は、
もうネットのどこにでも転がっています。
YouTubeを開けば
無料の超ハイクオリティな講座があり、
AIに聞けば、どんな悩みにも
理路整然と「正論」を返してくれます。
お客様はもう、
キラキラした「遠い世界の成功者」
には、少し疲れ始めているんです。
完璧すぎる人を見ると、人は
「この人は特別だからできたんだ」
「私とは住む世界が違うな」
と、心のシャッターを閉じてしまいます。
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感情を動かすのは
「実績」ではなく「葛藤」
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僕自身の苦い経験をお話しします。
独立して最初の頃、
「元・NTTデータのエンジニア」
という肩書きを盾にしていた僕は、
とにかく「隙のない理論」を
ぶつけることに命をかけていました。
難しい専門用語を並べ、
「こうすれば100%成功します」と
教科書通りの正解を理路整然と語る。
でも、結果はどうだったか。
誰も、僕の話を
最後まで聞いてはくれませんでした。
「田中さんの言っていることは正しい。
でも、なんだか冷たくて、
僕を助けてくれるイメージが湧かない」
ある時、仲間に言われたこの言葉が、
僕の胸にグサリと刺さりました。
人は「正しさ」で納得はしても、
「正しさ」だけでは
財布を開くことはありません。
人が動くのは、その言葉の裏側に
「書き手の人間味」を感じた時だけです。
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AIには決して作れない
「隙」という名の信頼
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今の時代、AIは
清廉潔白で、失敗しません。
だからこそ、AIが作る文章は、
どこか記号的で、冷たく聞こえます。
僕たち生身の人間にしか出せない価値。
それは、あなたが隠したいと思っている
「葛藤」や「失敗談」です。
「実は、僕もこのステップで
何度も挫折して、枕を濡らしました」
「偉そうなことを言っていますが、
昨日は自分の弱さに負けて
作業をサボってしまいました」
そんな、正論からはみ出した
「格好悪いエピソード」があるからこそ、
「あ、この人なら私の痛みも
分かってくれるかもしれない」
という強烈な共感が生まれ、
それが「この人から買いたい」という
信頼へと変わっていくんです。
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「隙」を見せる勇気が
ファンを作る
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もしあなたが、
「プロとして完璧でいなきゃ」
と自分を追い込んでいるなら。
今日からは、少しだけ
その「鎧(よろい)」を
脱いでみませんか。
あなたの本当の魅力は、
あなたが隠したがっている
「泥臭い部分」にこそ眠っています。
派手な実績を盛る必要はありません。
教科書通りの正解を
連呼する必要もありません。
あなたが実際に悩み、考え、
失敗しながらも一歩ずつ進んできた、
その「温度のある実体験」を届ける。
それが、結果として
AIにもライバルにも真似できない、
あなただけの「選ばれる理由」
になるんです。
一歩ずつ、一口ずつ。
あなたの体温を言葉に乗せていきましょう。
今日も一歩ずつ、淡々と。
はむはむ。










