ああ、恥ずかしいよぉ!
田中祐一です。
今日は僕の
失敗を通しての学びを
シェアしたいと思います。
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■どんなにいい施策でもレベルが合わないと意味がない
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ある高級なレストランのこと。
ミシュランに毎年選ばれているようなお店だ。
当然僕は行き慣れていない。
そんな場所にいくと
男性が女性をエスコート
するのが当たり前になる。
そこにそんな
落とし穴があったとは・・・
僕は女性に聞いてみた。
「どのメニューにする?」
と。
コース料理の中で
メインコースは2つ選べる。
A:羊
B:鳥
C:牛(+5000円)
僕は女性に聞いたんだ。
「Cのほうが5000円高いみたいだね。
どれにする?」
と・・・
女性は不思議そうな顔をする。
「あれ、なんか変なことをいったのかな?」
不思議な空気が流れる・・・
その時、支配人が
高速、かつ、速やかに僕の裏側にきて
こうつぶやいた。
「女性と男性で表示が違うんです。
女性には金額が書いていないんです・・・」
・・・
・・・
・・・
ああああ!!!
そうなのか!
女性には金額が見えていない。
そう、ここは女性が金額的に
高いメニューを選んでも気づけないようになっている。
ミシュランに選ばれるような
レストランはそんな気遣いを!
一流すぎて気づかないぜ!
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まぁ、僕はそれで
恥ずかしい思いをしたが
すごく勉強になった。
どんなに素晴らしい気遣いでも
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お客様が扱えなければ意味がない。
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僕たちのビジネスも一緒だ。
たとえ、素晴らしい商品、
素晴らしいノウハウを持っていても、、、
結局、使いこなせるかどうかは
お客様による。
ミシュランの店員は
不慣れな僕の対応を見て、
最初からフォローしてくれればよかった(笑)
まぁ、それは人任せすぎるな。
僕の勉強不足。
でも、女性と男性で表記が違うなんて、
気づけないよ(笑)
だから、ビジネスでも
すっごく商品に気を使って
完璧なものを目指して作る人もいるが
それはもったいない。
ビジネスは商品を作ることが目的ではなく
お客様とともにブラッシュアップしていくことで
より良いものができるからだ。
最初から
凝りすぎてもいけない。
見込み客のレベルにあっていない
商品ができてしまうからだ。
まぁ僕の場合は、
僕がミシュランのお店のレベルに
あっていなかったわけだが、、、(笑)
それでもお客様に合わせて
柔軟に対応してほしいものです。
ああ、恥ずかしかった。
凝りすぎるより、
顧客とともに作り上げる。
こっちのほうが僕は好きかな。