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三軸で見つける最強のUSP

 2025/05/15 マーケティング
この記事は約 6 分で読めます。 53 Views

こんにちは、田中祐一です。

「自分の強みって何だろう?」

多くの人がこの質問に
明確に答えられずに
悩んでいます。

特に個人起業家やフリーランスの
方々は、差別化の軸として
強みを見つけようとするものの、
なかなか言語化できない。

僕のところにも、
「強みがわからなくて
前に進めない」という
相談が毎週のように
届いています。

でも、実は強みは
「発見する」ものではなく
「創り出す」ものなんです。

今日は、ビジネスで成果を出す
本当の「強み」の見つけ方を
お伝えします。

=============
なぜ「強み」がテーマなのか?
=============

なぜ今回のテーマに
「強み」を選んだのか?

それは多くの人が
「強み迷子」になっている
からです。

「自分の強みって何だろう?」
「どうやって見つけたらいい?」

こんな悩みを抱えている人が
とても多いんです。

特に個人起業家が
「行動に移せない」
「差別化できない」という
原因の多くは、強みが
言語化できていないから。

ビジネスの成長には
USP(独自の強み)を
明確にすることが不可欠です。

=============
強み探しで陥る5つの誤解
=============

多くの人が「強み」について
誤解を持っています。

その代表的な5つを
紹介します。

【誤解1】
「強みは元から自分に
備わっている」

会社の看板があるときは
強みがあるように見えても、
それがなくなると無力感に
陥ることがあります。

実績ゼロの状態では、
強みは見つからないものです。

【誤解2】
「強みがあるのに
仕事に繋がらない」

もし成果に繋がっていない
なら、それはまだ”強み”
とは言えません。

「経験」や「スキル」は
強みの素材でしかないのです。

【誤解3】
「弱みを克服しなければ」

新しい知識ばかりを求めて
行動が止まりがちです。

でも、ビジネスは
セールスの回数で売上が
決まるため、行動量が
何より重要なのです。

【誤解4】
「他人に聞けば強みが
見つかる」

「あなたは人柄がいい」
などの他人の意見は抽象的で、
売れる言語化には
繋がりません。

【誤解5】
「診断ツールが強みを
教えてくれる」

ストレングスファインダーや
MBTIなどの診断ツールも
あくまで「材料」であり、
本質ではありません。

=============
「強み」は発見ではなく創造
=============

実は「強み」は単に発見する
ものではなく、
創り出すものなのです。

「売れる強み」は、
自分目線ではなく
「相手の弱み」にフォーカス
して見出すことが大切です。

自分の中だけで完結せず、
「相手が何に困っていて、
それをどう助けられるか」に
注目することです。

僕自身の起業初期の経験を
お話しします。

最初の「売れた強み」は
なんだったと思いますか?

それは、社長のスマホ操作を
手伝ったことでした。

当時、僕はITの知識を
活かして、社長のスマホ設定や
操作方法を教えていました。

それが評判となり、
次々と仕事に繋がったのです。

これは自分が考えていた
「強み」ではなく、
相手のニーズから生まれた
「強み」だったのです。

=============
強みの定義(田中祐一流)
=============

では、本当の「強み」とは
何でしょうか?

僕は、強みは
「自分軸・相手軸・周り軸」
の三つが重なるところに
あると考えています。

【1】自分軸
これはプロフィール、経験、
能力、興味、性格などです。

いわゆる自己分析で
出てくるものですね。

【2】相手軸
相手(顧客や上司、仲間)が
求めているもの、
困っていることです。

相手のニーズを
理解することが大切です。

【3】周り軸
市場や競合、周囲の状況。
差別化できるポイントです。

他との違いを
見極めることが必要です。

=============
強み発掘の手順
=============

強みを見つけるための
フレームワークを
簡単に紹介します。

1. 各軸を個別に整理する
(自分→相手→周り)

まずは、それぞれの軸について
できるだけ多くの情報を
書き出します。

2. 二軸ずつ照合して言語化

自分×相手
相手×周り
周り×自分

の組み合わせで考えていきます。

3. 三軸を統合して
「売れる強み」を導き出す

最終的に三つの軸が
重なるポイントが
あなたの「売れる強み」
となります。

主催するビジネスコミュニティ
PLCでは、このフレームワークを
使って多くの方が
自分の強みを見つけ、
ビジネスを成長させています。

=============
実例:飲食店のホームページ
=============

ある飲食店のホームページを
制作した時の話です。

普通なら「美味しい」
「新鮮」「接客が良い」など
ありきたりな特徴を
アピールしがちです。

でも、三軸で分析した結果、
「刺身が分厚い」という
切り口に絞りました。

なぜかというと:

自分軸:
料理人が刺身を厚く切る技術が
あり、それを誇りにしていた

相手軸:
お客さんは「満足感」を
求めていた

周り軸:
近隣の競合店は薄切りの
刺身が主流だった

この三つが重なって
「刺身が分厚い」という
USPが生まれました。

結果、オープン後は
行列ができるほどの
人気店になりました。

これが三軸で見つける
強みの力です。

=============
強みとは何か?まとめ
=============

「強み」は自分の中に
あるのではなく、
相手のニーズと市場環境に
合わせて柔軟に
作り出すものです。

それは変化し続けることで、
どんな環境でも価値提供
できる力になります。

本当の強みは”相対的”であり、
戦略的に設計・発見・活用
されるものなのです。

主催するビジネスコミュニティ
PLCでは、こうした
「売れる強み」の見つけ方を
実践的に学ぶことができます。

あなたも三軸で考える
習慣をつけて、
最強のUSPを見つけて
ください。

はむはむ

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ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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