ビジネスを潰すトラブルメーカーを見抜く方法

こんにちは、田中祐一です。
今日は少し真面目な話を
させてください。
ビジネスをしていると
いろんな人と関わりますが、
たった一人の「トラブルメーカー」で
事業が壊れることがあります。
これは僕が10年以上
起業家としてやってきて
痛感していることです。
最初はとても良い関係でも
後から本性が見えてくる。
そんなトラブルメーカーを
事前に見抜ければ、
どれだけ時間とお金と
心の平和を守れるでしょうか。
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トラブルメーカーの5つのサイン
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僕の経験から、ビジネスを
潰しかねないトラブルメーカーには
共通するサインがあります。
【サイン1】短期的な利益に固執
トラブルメーカーの最大の特徴は
「今すぐの利益」にしか
興味がないことです。
先日、あるJVパートナーの話を
聞きました。契約した報酬配分を
突然変更するよう要求されたそうです。
理由は「もっと早く
利益が欲しい」から。
長期的な関係より、
目の前のお金を優先する人は
要注意です。
【サイン2】過去の実績を曖昧に語る
自分の過去の実績について
具体的な数字を出さず、
曖昧な表現で語る人も危険信号です。
「すごい成果が出ました」
「クライアントは大満足です」
でも具体的に何がどれくらい
成果として出たのかは言わない。
そんなパターンに気づいたら
掘り下げて質問してみましょう。
具体的な回答がなければ
それは赤信号です。
【サイン3】他者への批判が多い
過去のパートナーや
クライアントの悪口を
頻繁に言う人も要注意です。
「あの人はダメだった」
「前のクライアントは理解が
足りなかった」
問題の原因を常に他者に求める
傾向がある人は危険です。
これは、自分に非があっても
認めない性格の表れです。
主催するビジネスコミュニティPLCでは
「全員で勝つ!」を大切にしていますが、
こういう人は「自分だけ勝てば良い」
という思考なのです。
【サイン4】約束を守る意識が低い
小さな約束でも守れない人は、
大きな約束も守れません。
ミーティングの時間に
いつも遅れてくる。
提出物の締め切りを
頻繁に破る。
連絡が取りづらい。
こういった「小さな不義理」が
積み重なる人は、いずれ
「大きな不義理」を働く
可能性が高いです。
僕の経験上、時間を守れない人は
お金のやり取りでも
トラブルを起こします。
【サイン5】責任転嫁が得意
失敗したとき、すぐに
他の要因や人のせいにする人も
危険です。
「あの人が言ったから」
「市場環境が悪かった」
「想定外のことが起きた」
もちろん、外部要因も
あるでしょう。
でも、トラブルメーカーは
自分の責任に触れることなく
すべて外部のせいにします。
そんな人とビジネスを組むと、
あなたが責任を押し付けられる
立場になりかねません。
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トラブルメーカーへの対処法
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では、こういった特徴がある人を
見つけたらどうすべきか?
結論:できるだけ早く
距離を置くべきです。
「この人は変わるかも」
「もう少し関わってみよう」
そんな期待は捨てましょう。
長年ビジネスをやってきて
痛感するのは、本質的な部分は
なかなか変わらないということ。
特に、金銭感覚や責任感は
大人になってからでは
変えるのは困難です。
現在トラブルメーカーと
関わっているなら、段階的に
関係を整理していくのが
ベストな選択です。
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見抜くためのシンプルな質問
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新しいパートナーや
クライアントとの関係を
始める前に、いくつかの
質問を投げかけてみましょう。
「過去のビジネスパートナーとは
どのような関係でしたか?」
「何か失敗した経験はありますか?
その原因は何だったと思いますか?」
「長期的な関係を築くために
大切にしていることは?」
この質問への答え方で、
相手の本質がわかります。
失敗を認め、自分の責任も
受け入れる人は信頼できます。
逆に、すべて他者のせいにする人や
具体性のない回答をする人は
注意が必要です。
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自分自身のチェックも忘れずに
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最後に大切なのは、
自分自身もこれらの特徴に
当てはまっていないか
チェックすることです。
知らず知らずのうちに
トラブルメーカー的な振る舞いを
していないでしょうか?
僕自身も時々振り返ります。
・約束は必ず守っているか
・責任転嫁していないか
・短期的な利益に固執していないか
自分を顧みることで、
より良いビジネス関係を
築いていけるはずです。
ビジネスの本質は信頼関係。
これは僕が株式会社ザ・リードの
代表として常に心がけていることです。
一時的な利益より、
長期的な信頼構築こそが
真の成功への道だと
信じています。
「全てはテスト」の精神で
いろんなチャレンジをしながらも、
基本となる信頼関係は
決して壊さないよう
気をつけていきましょう。
はむはむ