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バックエンド価格アップの罠

 2025/03/28 マーケティング
この記事は約 6 分で読めます。 20 Views

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その価格で本当にいいの?
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こんにちは、田中祐一です。

今日は「値段を上げるのは本当に
良いのか」というテーマで
話をしていこうと思います。

僕が最近感じていることなんですが
身分不相応な単価の上げ方というのは
身を滅ぼすと思うんですよね。

世の中的に言えば、僕は
超高単価のジャンルをやっていて
400万円以上するコミュニティを
運営しています。

でも実は近年
実質的な値段を下げてきているんです。

なぜなら、自分自身が仕組み化を進め
長いことビジネスをして

信頼も積み重なっているから、
集客は当然有利な状況にあるわけです。

そんな中で「自分の講座の価値を
どんどん上げていくことは本当にいいことなのか?」
と考えるようになりました。

音声で聞きたい方はこちら↓
https://stand.fm/episodes/67c849aaec21c9c6c604f0b2

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実質値下げの好循環
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確かに単価が高い方が利益が
取れるから「いい」という考え方も
あります。

でも実質的に値下げを
することで参加者のキャパが広がり
参加しやすくなって結果も出る…
こういう好循環があると思うんです。

わかりやすい例で言うと、僕が
やっているPLCというコミュニティが
あります。

2023年2月に1つ大きく
変えたことがあります。

それまではプロジェクトの実践講座
という形で6ヶ月間で100万円を
超える講座をやっていました。

一斉にスタートして、6ヶ月間で
結果を出すという感じでした。

それを1年間のコミュニティに
変えたんです。

サポートが薄くなるわけではなく、
同じ講座を2倍の期間にしたんです。

つまり実質的に半額になったという
捉え方もできるわけです。

さらに昔に比べていろんな
テンプレートが増えていたり
制度も改善されていたり初めて参加した人の
ロードマップも良くなっているんです。

このインフレで商品がどんどん
上がっていく時代に、
実質的な価値は上げながら

金銭的な価値は下げていく構造を
意識している人のビジネスがうまくいくと思うんです。

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無理な高単価が招く破綻
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僕が好きじゃない売り方が世の中に
何個かあるんです。

例えば「超ハイチケット」と言われる
ジャンルですね。

僕から見ると、まだコンサルティング
の実績がそんなに多くない方が
300万とか1000万という商品を売っているケースがあります。

それがただのテンプレートと動画の
シナリオを作ってあげるだけの
サービスだったりします。

こういうのはどこかで破綻が起きる
可能性があると思うんです。

実力のある人がやるなら
もちろんいいですが、実力がない人も

「私も超高単価で売って仕組みを売っていけばいい」
となることは危険だと思います。

ハイチケット商法にはやはり
反動があるんです。

僕自身もプロデューサーとして過去やってきたし
高額商品を買ってきました。

例えば僕の場合、その方の
コンサルが50万で、次の30万円のセミナーも買い、
さらに300万円のマスターマインドも買いました。

僕はそれで1年目からビジネスが
うまくいったので感謝していますが
それは僕がたまたまそうだっただけで
再現性的ににどうなのか?と考えます。

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モチベーション最高潮の時を狙う販売
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プロダクトローンチをして受講生が
集まった最初の講義は、モチベーション
が最も高いタイミングです。

そこで300万、400万、700万といった
超高額のマスターマインド的なものを
売り、「やっとその先生に近づける」
みたいな感じで売り切ってしまう。

これって、まだ実績もスキルも何も
伴っていない人に無理やり高額を
払わせることになっていませんか?

それはかなりの”歪み”になるんじゃ
ないかと思うんです。

そういう売り方は僕自身も2014年頃に
やっていました。

その結果、今も関わってくださっている
プロデューサーの中には超高額なのに参加し
頑張って成果を上げてくださり、
今も一緒にビジネスをやっている方もいます。

でも参加者の中には、なかなか実践が
難しかったという人もいらっしゃる
んです。

「超高額が悪い」という
わけではありませんが、適切な
タイミングで適切な人に売ることが大事だと思います。

例えば僕の場合、年商で言うと
数千万から3億、10億くらいまでの
人たちが集まるPPという最上級コミュニティがあります。

これはハウスリストだけで販売し、
かつ審査を入れて実践できる人だけに
入っていただくようにしています。

初心者の人は入れない
審査して落とす。

というのは相手のためでもあります。
実力が伴っていないにハイレベルな高額コースに
参加するのは不幸になる可能性が
あるからです。

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お値段以上の価値提供を
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まだまだそういう無茶な売り方をしている人は
結構いるんですよね。

そうなると
「100万くらいの講座では先生と全然話せない」とか
「数百万払わないと先生と話すらできない」
みたいな状況になったりします。

それはいかがなものかと思うんです。

もちろん実力派が少人数をサポート
して成果を出させるスタイルも
ありますから、それはそれでいい。

でも無理に値段を釣り上げるのは
変な話じゃないかと思います。

実力のある人が200万、300万で
売っていて、入る人も選んでいる

「年収1000万以上の人にしか売りません」
というのならいいですが、

そこに初学者が入っている時点で
それはダメでしょうと個人的には思います。

僕はこれからもPLCにはAIのツールなど
を入れていって、実質的に参加した
以上の価値を載せていこうと思います。

請求金額は変えるつもりはないけれど
長期的に見て「お値段以上だよね」と
感じてもらえる確率を高くする経営努力をしていきます。

2023年の大きな改定で講座期間を
2倍に伸ばして実質半額にしたのも
長期的な構想からでした。

今後どんどん月数万円くらいの良質な
コンサルティングサービスが出てくる
でしょう。

そんな中で自分のバリューを
どれだけ発揮できるのかを
考え抜いていく必要があります。

そういう意味で過度な高単価に
警鐘を鳴らしつつ、皆さんにも
「お値段以上の体験」を提供する実践をお願いして、
今回のメルマガとさせていただきます。

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ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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