12億達成した僕が見る小物起業家

こんにちは、田中祐一です。
今日はビジネスをしていく上で
見えてくる「小物感」について
お話ししていこうと思います。
僕自身、まだまだ若輩者で
成長途中だと思ってはいますが、
会社は12期目を迎え、
年商ベースでは12億円を
社員なし・事務所なしで
達成することができました。
こういった経験の中で
見えてきたことがあります。
特にチームで働いているときに
「小物感のある行動」というのは
慎んでいただきたいと思うことが
たくさんあるんですよね。
音声で聞きたい方はこちら↓
https://stand.fm/episodes/67c2b081585c0647f0d4c52d
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小物感はいつ出るのか?
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この「小物感」が出るのは
一体どういうときなのか。
それは
【人によって態度を変える】
ときなんですよね。
これが本当に子供っぽい、
小物感あふれる人の特徴です。
僕の中であまり理解できないんですが、
なぜか自然とそういう行動を
とってしまう人がいるんです。
例えばビジネスの場面で考えると、
発注する側と発注される側という
関係性があります。
僕も何かの制作物を依頼するとき、
「30万円でこの納品物を提供してください」
という形になりますが、
どちらが偉いとかすごいとか
そんなことは一切ないんですよね。
あくまでお金の流れが発生しているだけで
発注側が偉いなんてことはないし、
発注される側だって断る権利や
仕事をしない権利もあるわけです。
ビジネスとして考えた時に、
相手に気持ちよく働いていただく
ということをお互いが考えるのは
ごく普通のことだと思います。
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態度が変わる「小物」の特徴
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それなのに、発注する側が
偉いと思っている人がいるんです。
僕の周りには制作系の会社さんとの
繋がりがたくさんあります。
Webデザイン、広告、動画編集、
セールス、PR…様々な分野の方々と
意見交換をしていますが、
こういった方々がやりやすくなるような
コミュニケーションを心がけています。
ありがたいことに、多くの方々が
僕に対して丁寧に対応してくださいます。
立場上、コンサルタントという
ポジションを取っているので
そういうことも多いのかもしれません。
でも、同じ人が制作会社に対しては
途端に態度が変わることがあるんです。
「こうしてください」「ああしてください」と
まるで相手を奴隷扱いするような
コミュニケーションを見かけることがあります。
これって良くないと思うんですよね。
当然、制作会社の方々からは
普段は言わないけれど、飲み会などで
「あのクライアントのコミュニケーション、
どうなの?」という話は出てくるわけです。
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パートナーシップの重要性
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もちろん、相手のパフォーマンスが
納得いかないときに強く言わなければ
いけないこともあるでしょう。
でも基本的に
「一緒に成長していきましょう」
という考え方のとき、それは
パートナーシップなわけです。
無意識のうちに
「お金を払っているんだから
これだけのものが欲しい」という
気持ちはあるかもしれません。
しかし、一線を越えたコミュニケーションを
している人を見ると、
「この人、私に対する態度と
他の人に対する態度が全然違うな」と
小物感を感じてしまいます。
そして当然ながら、そういう人とは
一緒に仕事をしたいと思われなく
なってしまうわけです。
ビジネスである以上、周りの人に
常に気を使った方がいいと思います。
制作系の会社とのコミュニケーションで
その人の本性がばれてしまったり、
「この人はまだこのレベルなんだな」と
思われてしまうこともあるんです。
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コミュニティ内でのマウンティング
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また別のケースとして、
講座やコミュニティに参加したときの
話もあります。
周りに売上1億円の先輩がいて、
自分はまだ0円だとしても、
偉い偉くないの差はないんですよ。
あくまで同じコミュニティに参加している
一個人としてのやり取りなのに、
「他の人がすごいから萎縮する」
「自分なんか喋っていいのか」と
思う人がいます。
これもおかしいと思うんですよね。
逆に、稼いでいるからとマウンティングを
取ってくる人もいます。
確かにビジネスは最終的に
数字で判断される世界です。
僕も冒頭で「年商12億円」と
言いましたが、
それはあくまで
話を聞いていただくために
仕方なく数値を出しているだけ。
SNSなどでの発信では
ある程度仕方ないかもしれません。
話を聞いてもらうには
そうするしかないこともあります。
でも一対一の場やコミュニティの中では、
お互いにメリットを提供し合う関係です。
0円の人だって1億円の人に
貢献できることはあるし、
基本的には対等な関係なんです。
稼いでいる人、リスト数を
持っている人、集客できる人が
マウンティングを取るのは
おかしいと思います。
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マウンティングの種別
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マウンティングにも種別があって、
SNSでポジショントークとして
発信するマウンティングは
ある程度理解できます。
でも同じコミュニティ内の人たちに
マウンティングをしたり、
初対面の人に対してマウンティングを
するのは明らかにおかしいですよね。
誰にだって面白いポイントがあるし、
持っているビジネス情報によって
前のめりに聞いてもらえたり、
時間を使ってもらえたりする
差は出ると思います。
でも根本的なマインドセットとして、
「自分が上」と思ってコミュニケーション
している人は明らかにおかしいと思います。
僕も業界内で広く活動しているので、
「あの人と話して嫌な思いをした」
「あの人が嫌い」といった話を
聞くことがあります。
その中でよく出てくるのが
「態度が違う」というポイント。
誰に対しても自分が上だと思って
振る舞っている人は基本的に
嫌われやすいですよね。
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真のプロフェッショナルの姿勢
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現在はドバイに住んでいます。
華やかな世界ではマウンティング合戦が
よくあるものです。
でも一対一のコミュニケーションで
「俺の言うこと聞け」みたいな態度は
完全に「小物」だと感じます。
本当に成果を出している人は謙虚で
周りを応援する姿勢を持っています。
だからこそ縁が回って稼げているんです。
ちょっと稼いだだけでマウンティングする
そんな小物にはなりたくないですね。
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円滑なコミュニケーションの重要性
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ビジネスは結局、円滑な
コミュニケーションで全て決まります。
大型案件を扱う人ほど「全て自分の責任」
というマインドセットを持っています。
外注した結果がダメでも自分の責任と
考えるから、コミュニケーションが
気持ちいいんですよね。
一方、小物感のある人は常に他責。
「広告代理店が悪い」
「セールス担当が悪い」と言います。
自分が差別化ポイントを作れていないのに
「このメッセージは気持ち悪い」など
文句ばかり言うのも小物の行動です。
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本質を見失った指示の細かさ
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うまくいってない人ほど指示が細かく、
大事でないポイントにこだわります。
年商1000万円より3000万円の人の方が
様々な案件とデータの蓄積があります。
実績に基づく提案にも耳を貸さず
自分の感覚だけを信じる人は小物です。
最後は数字が王様なのに、
それを信じられない人が多いんです。
僕の努力よりスタッフのクリエイティブが
いい数字を出すこともあります。
それが真実です。
専門家を下に見たり、適当な知識で
「こうした方がいい」と言うのは
プロに対して失礼ですよね。
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関わった人を幸せにする姿勢
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最近、コミュニケーションで
「おかしくない?」と感じることについて
挙げさせていただきました。
小物感のある人はすぐにわかります。
そんな人間にはなって欲しくありません。
関わった人が皆幸せになるように
考えていくことは非常に大事なことです。
ぜひともそういう姿勢で
取り組んでいっていただければと思います。