コンテンツビジネスの生き残り戦略
田中祐一です。
音声で聞きたい方はこちら
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2024年12月現在、
コンテンツビジネスの
ボーナスタイムは終わりました。
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市場の二極化
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僕自身、2024年11月は
過去最高の新規参加者を
記録しました。
エバーグリーンローンチの
施策がたまたまヒットしたのだと
思っています。
実際、僕は海外移住の準備で
いつもの半分も働けていません。
一方で、
「好きなことで稼ぐ方法を教える」
「高単価商品で利益を得ましょう」
系の案件は様々な案件を見ていますが
苦戦傾向にあります。
二極化している時代です。
この二極化が意味するのは
「本物」だけが生き残れる
時代の到来です。
もう「先生の真似をすれば
生き残れる」という
時代ではありません。
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新しい差別化の時代
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ライバルができていない領域に
リソースを投下し、
「これの専門家」
「これのリソースがある」
というポジションを
確立する必要があります。
表面的な方法だけでは
もう通用しません。
頭を使って自分だけの
道を切り開いていく
必要があります。
僕も、同業の動向を見ながら
自分にしかできない価値を
見つけようとしています。
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「「遅読」」の時代へ
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情報発信者のコンテンツを
どれだけ「遅読」できるか。
それが勝負の分かれ目です。
ショート動画やAIで
情報は簡単に手に入る時代。
だからこそ、情報価値では
差別化できなくなっています。
これは「速読」のジャンル
いかに早く大量に消費するか。
遅読は全くの逆。
いかに味わい尽くすか。
いかにじっくり進めるか。
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深い理解を育む教育の例
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ある有名進学校での
興味深い授業があります。
まぁこれはSNSか何かでみて
具体的な引用も覚えていないのですが、
こんな話でした。
国語の授業の話。
一つの話を3ヶ月かけて
じっくり読み込んでいく。
例えば「たんぽぽ」という
単語が出てきたら、
その場で授業を止めて
実際に見に行く。
「電車」という描写があれば、
みんなで電車に乗って
「著者はどんな感情だったんだろう」
と議論する。
このように一つのコンテンツを
徹底的に掘り下げ、
文脈を深く理解していった
生徒たちは非常に優秀に。
日本を担う人材として
育っていったそうです。
この話を聞いて、
私は自分のプロモーション業界
での経験を思い出しました。
壁に貼った教材を毎日音読し、
動画を全て書き起こし、
意味を深く考えていった日々。
それは、まさにこの学校と
同じアプローチだったんです。
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「遅読」の実践例
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私の場合:
・売れているセールスレターを
毎日音読する
・北野さんのプロダクトローンチを
全て書き起こす
・一つ一つの意味を理解し
赤ペンで書き込む
これは売上が上がらない
時期もありました。
でも、この経験が今の
自分を作っているんです。
今の時代テンプレート頼りになって
本当の意味で1つ1つの所作を
理解している起業家が少ない。
だから応用も効かないんですよね。
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「急がば回れ」の法則
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すぐに結果が欲しい人も
いると思います。
でも、これは「急がば回れ」
なんです。
シナリオの構成が甘い人は、
その「遅読」が足りていない。
テンプレートを
テンプレートとしてしか
見ていないんです。
それでは伝わるものも
伝わらないわけで
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最後に
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たくさんのコンテンツを
浅く学ぶのではなく、
一つの文章、一つのVSL、
一つのローンチ動画を
徹底的に解剖し、
自分の中に落とし込む。
この「「遅読」」こそが、
ボーナスタイムが終わった
この時代を生き抜く
底力になるはずです。
では、また。
田中祐一
PS
海外にいったら
アンパンマンいなくなるけど
子供のパートナーは何があるんだろう。
全くの不明である。