基本が抜けると、売れなくなる

田中祐一です。
今日は、あえてこのテーマを
もう一度取り上げさせてください。
「フロントセミナー構築」
もちろんあなたなら
とっくに知っていると思います。
すでに何度もやってきたし、
自分なりの型もあるでしょう。
でも今、あえて伝えたい。
「わかってるつもり」だからこそ、
大事な本質が抜け落ちていないか?
マーケティングやセールスの技術は、
派手な最新ノウハウではなく、
“あの基本”をどれだけ
徹底できているかで決まります。
だから今日は、
すでに知っているあなたに向けて、
あえて“再点検の時間”を一緒に持ちたくて
このメルマガを書いています。
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売れる人ほど「基本」に戻る
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マーケティングが上手くいっているときほど、
「何が効いたのか」が
曖昧になりがちです。
でも僕は500以上のプロジェクトに関わってきて
確信しています。
売れている人ほど、
“基本に戻る頻度”が高い。
その中でも
「フロントセミナー構築」は、
何度でも見直すべき設計図のひとつです。
顧客の価値観を塗り替え、
商品購入の準備を整える——
この“橋渡しの設計”が
緩んでいると、数字は落ちます。
逆に、ここが整っていると、
自然とセールスは決まります。
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セミナーは「話す場」ではない
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セミナーでやりがちなのが、
「良い情報を届けること」が目的になってしまうパターン。
でも実は、それだけでは
売れません。
大切なのは、
“何を話すか”ではなく、
“何を信じてもらうか”
つまり、
・どんな常識を壊すのか?
・どんな価値観に変わってほしいのか?
ここを逆算して構成することが、
売れるセミナーに変える唯一の鍵です。
知識やノウハウではなく、
「価値観の上書き」
これができるかどうかがすべてです。
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セミナー設計の7つの点検項目
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フロントセミナーが
“なんとなく刺さらない”とき、
だいたいこのどれかが抜けています。
1:常識の破壊
2:大共感ストーリー
3:ミッション・ビジョン・バリュー
4:共通の敵の提示
5:変化の約束(ベネフィット)
6:明確な道筋(メソッド)
7:見えない反論処理
どれも聞いたことがある話かもしれません。
でも、やっているうちに抜け落ちてしまうのが“基本”です。
今のあなたのセミナー、
この7つ、ちゃんと入ってますか?
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価値観を塗り替える力があるか?
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たとえば、こんな状態の見込み客がいたとします。
「高額商品は怪しい」
「一人で頑張るのが正解」
「ローンチは自分にはまだ早い」
この信念を持ったままの人に、
「この商品はこんなに素晴らしいんです」
と説明しても、まったく響きません。
信じている価値観ごと変える。
これがフロントセミナーの真の目的です。
逆にいうと、
ここができていないと、どんな魅力的な商品でも
「勉強になりました」で終わります。
だからこそ——
「基本が抜けると、売れなくなる」
なのです。
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信念が変われば、売上が変わる
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セールスとは、
単なる説明でも、押し売りでもなく、
「顧客の信念の変換」です。
そのための舞台が、
フロントセミナーなんです。
だからこそ、売れている人は、
何度でもこの“設計”に戻ってくる。
見た目は派手じゃなくてもいい。
地味でも、誠実でもいい。
でも、“価値観の上書き”だけは、
決しておろそかにしないでください。
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最後に
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僕自身、最近補助金の申請に落ちて
結構凹みました。
でも、ライブをやると決めたのは、
「届けるべき価値観がある」と信じているからです。
あなたも、きっとそうだと思います。
だから、テクニックではなく、
“伝える設計”を今一度整えていきましょう。
次に売れるのは、
「伝える力」を再設計した人です。
それでは、また次回の配信で。
はむはむ。
PS
ANAが片道で特典航空券
とれるようになりましたね。
僕はANAマイルが余っていたので
使い道ができて嬉しいです。
早速UAEから日本に帰る
フライトを予約しました。
1歳と3歳の子は
11時間のエコノミークラスに
耐えられるのだろうか?
新しいチャレンジが始まります。
強い子に育ってほしいですね。