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”AI量産時代”に埋もれない方法

 2025/06/06 マーケティング
この記事は約 5 分で読めます。 8 Views

こんにちは、
田中祐一です。

今日は、AIが進化しすぎて
誰でも“それっぽい発信”が
できるようになった今、

その中でどうやって
「埋もれない存在になるか?」
についてお話ししたいと思います。

最近、あるYouTube運用代行の
プロフェッショナルチームと
ミーティングする機会があって、

その中で
「ああ、やっぱりここが分かれ道なんだ」
と感じたことがあったんです。

AIは確かに便利。
でも・・・

それだけでは伝わらないものがある。

その答えのヒントを、
今日はお届けしたいと思います。

音声で聞きたい方はこちら
https://stand.fm/episodes/682c34163c7e999180c4fb80

=============
便利だけど、薄い
=============

AIのすごいところは、
正確で、速くて、整っている。

だけどそれは、
あくまで「一般論」の話。

思想や価値観を伝えるには、
どうしても人間の“問い”が
必要だと感じたんです。

ある案件でショート動画を作るとき、
AIでタイトルや構成案を出したものの、
どこか「先生の主張とズレている」

なんだろう・・・

そのズレって、
キーワードや構成の問題じゃない。

「その人の思想」や
「言葉の温度感」が
まったく乗っていないからなんです。

=============
“質問力”こそ、
AI時代に必要なスキル
=============

最近、優秀なマーケティングチームと
ミーティングを重ねる中で、
改めて感じたことがあります。

それは・・・

「どれだけ良い問いを投げかけられるか」

が、 これからの時代の
プロデュースの本質だ、
ということ。

AIは“答える”のは得意です。
でも、“問いを立てる”ことは苦手。

だからこそ、
プロデューサーやマーケターに
求められるのは

「このタイトルで伝わりますか?」
「これは先生の世界観に合っていますか?」

という問いを、
粘り強く聞いていける力なんですよね。

それを目の前で見させていただきました。

=============
“言葉”の精度が
売上を決める時代
=============

たとえば・・・
子育て系コンテンツの講師が
「育児に知育おもちゃは不要」
という独自の考えを持っていたとします。

でも、世の中のAIがはじき出す答えは、

「知育おもちゃは知能発達に効果的です」

という“正解”っぽい情報ばかり。

そのズレを、誰が調整するのか?
それはプロデューサーや
マーケターの仕事です。

そして、
この「ズレに気づける力」って、
結局は日々の“問いかけ”の質に
かかっているんですよね。

=============
思想を引き出す会話
=============

ミーティングで
講師と向き合うときに
僕が一番大事にしているのは、

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「その人が本当に言いたいこと」を
引き出せているか?です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本人もまだ言葉として
出来上がっていない場合が多い。

いや、ほとんどがそうなんです。

よくあるのが、
検索キーワードから作られたタイトルが
なんとなくトレンドっぽいけど、
「これって、言いたいこととズレてない?」
となるケース。

そんなときに、
「これについてどう思いますか?」
「実際はどう感じてますか?」
と聞いていくと、
思いがけない名言が
ボロボロ出てきたりする。

その言葉が、刺さる。
その思想が、共感を呼ぶ。

=============
AIだけに頼ると、
“思想不在”になる
=============

AIは素晴らしいツールです。

正直、使っていないと人は
竹槍で戦争にいくようなものでしょう。

ここで「俺は使わん!」
と粘っても何も好転しません。
でも・・・

だからこそ、
“その人らしさ”が
より際立つ時代になるとも言えます。

ありきたりのコピーではなく、
「この人だから言える」
という言葉がなければ、
どんなに正確でも、
刺さらない。

だからこそ、
僕たちは問い続けなきゃいけない。

この一言は、本当に伝えたいことか?
この表現は、その人の魂に沿っているか?

そのプロセスをサボって、
AIに全部任せた瞬間、
発信が“作業”になってしまう。

=============
プロデュースは、
思想と言葉を磨く仕事
=============

プロデュースって、
仕組みや広告設計ももちろん大事です。

でも本当に価値が出るのは、
「この人の言葉、もっと世に出るべきだ」
と思ったときに、

その想いを、文章や動画やコピーに
翻訳していく作業なんですよね。

最近は、講座そのものも
巻き取って一緒に作っていく案件が
増えています。

AIで量産されたコンテンツではなく、
“思想が通った本物のコンテンツ”

それを共につくるプロジェクトが、
やっぱり一番やりがいあるなと感じます。

=============
量より「深さ」で選ばれる時代へ
=============

最後にひとつ、
強くお伝えしたいのは・・・

AIでなんでも作れる時代だからこそ、
「思想のある発信」だけが残る、
ということです。

だから、僕らは質問を忘れちゃいけない。

「それ、本当にあなたが言いたいことですか?」

そう問いかける力こそ、
AI時代のプロデュースの核になるんですわ。

では、また次回。
はむはむ。

PS

ドバイに住んでいて初めて
アブダビいってみたけど。。。

石油の力はすごいな。

ドバイより大型で楽しめる施設が
めちゃくちゃあるぞ。

車で1時間、ちょっと遠いけど
これからお出かけする回数が増えそうです。

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ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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