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デザインは不要?成約率40%のLPの裏側

 2025/05/10 マーケティング
この記事は約 6 分で読めます。 14 Views

こんにちは、田中祐一です。

今日は僕が手がけた
あるLPの話をしたいと
思います。

実はこのLP、成約率が
なんと40%を超えたんです。

オンラインマーケティングを
やっている人なら
わかると思いますが、
これはかなり異例の数字。

普通、成約率って
5%あれば良い方だと
言われていますからね。

そんな驚異的な数字を
叩き出したLPの裏側に
何があったのか。

今日はその秘密を
お話ししようと思います。

=============
LPの本質を理解する
=============

そもそもLPって何なのか
おさらいしておきましょう。

LPは「ランディングページ」の略。

飛行機の「着陸(ランディング)」
と同じで、どこかから
アクセスして一番最初に
着地する場所です。

ホームページとは違って、
ページ移動が基本なくて、
1つの目的に特化した
ページなんです。

たとえば「メールアドレスを
登録してもらう」とか
「本を買ってもらう」とか。

オンラインビジネスでは、
これが「お客さんとつながる
最初の入り口」なんですよ。

恋愛で例えるなら、
合コンで「この人いいな」と
思った時に連絡先を
交換する場面に似ています。

その最初の接点が
うまくいくかどうかで
その後の関係性が
決まってしまうんです。

=============
成功の5つのポイント
=============

今回40%超えを達成した
LPのポイントは
大きく分けて5つあります。

1. とにかくシンプルに徹する

これがまず一番重要。
デザインは凝らない。
文字ベースでOK。

よくあるのが、デザインを
凝りすぎて情報が埋もれて
しまうケース。

華やかな画像やアニメーションは
確かに目を引きますが、
肝心のメッセージが
伝わらなければ意味がない。

シンプルな文字ベースで
メッセージを明確に
伝えることを優先しました。

2. プロフィールを削除してみた

これは思い切った挑戦でした。

通常、LPには「誰が提供して
いるのか」を示すために
プロフィールを入れますよね。

でも今回は思い切って
プロフィールを削除。

すると驚くべきことに
「誰のページか分からないのに
登録された」という
逆転現象が起きたんです。

つまり、提供者よりも
「提供される価値」に
フォーカスした方が
成約率が上がったということ。

3. プレゼントを視覚で伝える

リスト取得型のLPでは
何かプレゼントを用意する
ことが多いですよね。

今回はPDFガイドブックと
動画数本を「無料でもらえる」と
表紙付きで見せました。

「形のないもの」よりも
「形あるもの」として
視覚的に訴求すると
反応率が格段に上がります。

4. スマホファーストで作る

これは今やマストです。

通常、LPへのアクセスは
8〜9割がスマホから。

PCファーストで作ってしまうと
スマホで見た時に読みにくく
なってしまいます。

だからスマホでの見え方を
最優先で設計しました。

文字サイズ、行間、
ボタンの大きさなど、
すべてスマホで快適に
見られるように調整。

5. ファーストビューに命をかける

ページを開いた最初の画面、
いわゆる「ファーストビュー」
が勝負の分かれ目です。

ここで「無料でもらえる」と
しっかり打ち出すこと。

3秒以内に「何が得られるのか」
が伝わらなければ、
大半の人は離脱してしまう。

だからファーストビューには
とことんこだわりました。

=============
LPは集客のフィルターでもある
=============

LPの重要な役割として
「集客のフィルター」という
側面もあります。

例えば、パートナーシップ系の
LPを作ったとすると、
投資目的の人は
来ないんですよ。

つまり「自分ごとだ」と
思う人だけが集まるように
切り口を工夫するんです。

「投資で成功する方法」という
LPよりも「不動産投資で
成功する方法」という
LPの方が見込み客が
濃くなります。

これがLP設計の技術であり
コンバージョン率に
直結する部分なんです。

=============
実際の成果はどうだったか
=============

数字で見てみましょう。

通常、1件のリスト取得に
2,000円くらいかかるところが
なんと300円で取れました。

広告費3万円で、100人の
リストが取れて、2,980円の
商品がその時点で
5〜8本売れました。

つまり広告費を
その時点で回収。

さらにその後、3万円の
商品も売れる流れになって
いるので、もう完全に
利益モードです。

これが、リストマーケティングの
強さであり、正しく設計された
LPの破壊力なんです。

=============
なぜデザインにこだわらないのか
=============

タイトルにもある通り、
今回のLPは「デザイン不要」
と言っていいほど
シンプルなものでした。

なぜデザインにこだわら
なかったのか。

それは「伝えるべきことを
伝える」ことに集中したから。

煌びやかなデザインは
確かに目を引きますが、
時に本質的なメッセージを
薄めてしまうことがあります。

特に初めてのお客さんは
「誰が言っているか」より
「何が得られるか」に
関心があるんです。

だからこそ、主催する
ビジネスコミュニティPLCでも
いつも言っているのは
「伝えるべきことを
シンプルに伝える」という
基本に立ち返ること。

これは一見簡単そうで
実は最も難しいことなんです。

=============
最後に
=============

今回のLPの成功は一つの
テストケースに過ぎません。

「全てはテスト」という
考え方が大切なんです。

今回うまくいったやり方も
別のシーンでは
通用しないかもしれない。

だからこそ常に検証し、
改善し続けることが
重要なんです。

主催するビジネスコミュニティ
PLCでも、こうした
実践的なノウハウを
共有しながら、お互いの
成功体験を活かして
成長しています。

このやり方は今後も
受講生にテストしてもらって
また結果をシェアして
いきたいと思っています。

あなたも今日お伝えした
5つのポイントを意識して、
自分のLPを見直して
みてはいかがでしょうか?

きっと新たな発見が
あるはずです。

はむはむ

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ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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