【後編】ビジネスを成功させる20の行動
こんにちは、田中祐一です。
前回は、心理トリガーの基本と
「興味」を引くトリガー、そして
「信頼」を築くトリガーの一部を
お伝えしました。
今回は続きをお届けします。
まず前回のストーリーのトリガーの
続きから。
ストーリーというと、
「現状があって、つまずいて、
突然の出会いがあって、成功が連続し、
ノウハウを確立し、だから
あなたにもできる!」
という流れが基本的な
テンプレートです。
8 具体性のトリガー
抽象的な話よりも、具体的な数字や
エピソードを交えると信頼感が増します。
「私のクライアントは、この方法を
試して1ヶ月で売上が20%アップ
しました。」といった形です。
9 理由のトリガー
なぜそれが必要なのかを説明
すると、納得感が増します。
「なぜマーケティングを学ぶべきか?
それは、見込み客を集めないと
ビジネスが成り立たないからです。」
のように、理由を明確にすることが
重要です。
10 誠実さのトリガー
これは非常に重要な要素です。
嘘をつくことは簡単ですが、
誠実であることの方が長期的に
信頼を築く上で大切です。
例えば、僕自身が遅刻することが
多いとすれば、それを最初に
正直に伝えた方が誠実ですよね。
「私は遅刻してしまうことが
あります。すみません」と
オープンに話すことで、信頼を
損なうリスクを減らせます。
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「決断」を促すトリガー
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最後に、「決断」のフェーズで
活用できるトリガーについて
解説します。
11 希少性のトリガー
人は「限定」「残りわずか」と
言われると行動しやすくなります。
「この特別オファーは本日23:59
まで!」といった表現が効果的です。
12 緊急性のトリガー
すぐに決断しなければならない
状況を作ることで、行動を促します。
「先着50名限定!」のような
条件を提示すると、購買につながり
やすくなります。
13 保証のトリガー
購入への不安を減らすことで、
決断を後押しします。
「30日間返金保証付き」などの
オファーがあると、リスクが軽減
されるため、購入しやすくなります。
14 返報性のトリガー
何かを与えると返したくなるというのは、
人間の本能的な行動原理です。
例えば、お金を稼ぐ講座で、
僕の教えや環境を活用して成果を
出した方は、「田中さんに恩返ししたい」
という気持ちが自然と
生まれるものです。
同様に、無料で動画を提供したり、
期待値以上の価値を提供することで、
「この人のために何かしたい」
という心理が生まれるのです。
15 巻き込みのトリガー
巻き込みは一対一の対話では
比較的簡単ですが、より大きな場で
活用することも可能です。
例えば、「あなたはどう思いますか?」
と問いかけることで、相手を対話に
引き込むことができます。
また、僕が主催するビジネスコミュニティPLCの
ライブ配信では、
「この件についてどう考えますか?」
「あなたのビジネスの課題は何ですか?」
と問いかけ、参加者に意見を
アウトプットさせることで、
巻き込みの力を強化しています。
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さらなる心理トリガー
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16 単純接触効果(ザイオンス効果)
人は馴染みのあるものを信頼
しやすくなります。
そのため、メルマガを毎日配信
したり、何度もコンテンツを
提供することが信頼を築く上で
効果的です。
一度だけの接触ではなく、二回、三回と
触れることで、考え方やノウハウが
浸透しやすくなるのです。
17 具体性のトリガー
例えば、
「体に良い食べ物を食べましょう」ではなく、
「このメーカーのこのブランドの
バターを食べてください」
と言う方が、相手にとって
実践しやすくなります。
具体的に伝えることは、
価値提供につながります
特にスピリチュアルや心理学のように
抽象的な概念を扱う場合は、
具体的な行動ステップを示すことが
信頼関係の構築に有効です。
18 共通の敵のトリガー
「ライバルのライバルは味方」
という考え方ですね。
例えば、僕は
「煽り型のプロダクトローンチをなくしたい」と
発信したことがあります。
このようなメッセージを掲げることで、
「私も同じ考えです」
という共感を得やすくなります。
19 対比のトリガー
「前はこうだった、今はこう」
という形で対比を見せることで、
価値をより実感してもらいやすく
なります。
例えば、「この方法を知る前は月5万円
しか稼げませんでしたが、実践後は
月50万円になりました」という形で
示すと効果的です。
20 恐怖のトリガー
行動しないことによる損失や恐怖を
示すことで、行動を促します。
「このチャンスを逃すと、次回は
半年後です」「今始めないと、
さらに5年も遅れをとることに」
などと伝えることが有効です。
最後に
人は「見ない、信じない、行動
しない」という壁を持っています。
この壁を突破するためには、
興味を引き、信頼関係を築き、
そして決断を支援する必要があります。
心理トリガーを活用することで、
人の行動を促し、結果につなげる
ことができます。
面白いのは、ベネッセでは入社1年目に全員が
「ストーリー」や
「心理ライティング」を学ぶということ。
つまり、教育業界のプロフェッショナル
であるベネッセが、新人社員に心理トリガーを
徹底的に学ばせているんです。
これは、僕たちも心理トリガーを
学べば、人を行動させ、次の
ステップへと促すことができる
ということです。
今日お話しした内容をぜひ
ご自身のビジネスに取り入れて
いただければと思います。
僕が主催するビジネスコミュニティPLCでは、
このような心理マーケティングの
テクニックを実践的に学ぶことが
できます。
興味がある方は、ぜひ次回の
オンラインイベントに参加して
みてくださいね。
はむはむ