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5分で変わる広告思考

 2025/04/09 マーケティング
この記事は約 8 分で読めます。 32 Views

こんにちは。田中祐一です。

今日はSNS広告について
あなたの思考を変える話を
お伝えしていきます。

広告に関してはあまりメインで
情報配信をしているわけではないんですが
僕自身、年間3億円の広告費を使っており
それなりにノウハウを持っています。

その中で最近、広告初心者が
勘違いしていることについて
お話ししようと思います。

音声で聞きたい方はこちら

https://stand.fm/episodes/67d82d4e74d142f2115cc09d

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「最強」の広告を探す罠
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広告を出稿しようとした時、
「最強の広告フォーマットは何か?」

この考え方をする人が
多いんですよね。

例えば今だったら
「漫画広告がいい」とか
「コンテンツホルダーが顔出しした
動画広告がいい」とか

「静止画でシンプルに訴求する方がいい」
「文字だけがいい」とか。

いろいろあるんですが、
これって実は王道的な考え方ではないんです。

「最強を探す」こと自体が
安定的に顧客を獲得することに
繋がるわけではないんですよ。

それはなぜか?

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卵は一つのカゴに盛るな
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投資の世界には「卵は一つのカゴに
盛るな」という考え方があります。

「これが最強だ」というものに
投資をしても、それが本当に
パフォーマンスを発揮してくれるかは
状況によって全然違うんです。

時代によってトレンドを掴んで
グッと伸びることもあれば、
そうでないこともある。

むしろ、広告パターンが
ワンパターンだとリスクが上がるんです。

では、リスクを下げるには?

答えは「分散投資」です。

投資信託でS&P500のような
詰め合わせセットを買うように、
広告も多様な形で出すべきなんです。

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安定成長の重要性
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広告の世界では、爆発的に
成果が出ることもあります。

でも、初心者に必要なのは
そういう「ホームラン」ではなく、
安定して成果を出す広告を
継続的に出すことなんです。

なぜなら、すぐにマネタイズ
しなければならないし、

着実に成果を出していくことの方が
長期的には大事だからです。

「動画広告だけ」「静止画だけ」という
選択は実はリスクが高いんですよ。

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成功企業の共通点
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広告費を多く使っている会社を
見てみると、広告パターンの
バリエーションがめちゃくちゃ多いです。

LPすら複数用意していて、
それぞれに異なる訴求をしています。

顔出しを中心にするものもあれば、
クイズを中心にするもの、
縦型のショート動画形式のもの、
横型のYouTube形式のもの…

ありとあらゆるパターン、
ありとあらゆる訴求を
テストし続けているんです。

これが王道的な広告の考え方。
「1個で勝負しない」のが大事なんです。

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バランスの重要性
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「動画広告の方がその人のことを
知ってもらえるからいい」と言って
動画広告だけをやるのも違います。

「静止画の方が簡単だから
サクッとたくさん出せる」と
静止画だけに頼るのも違います。

大事なのはトータルバランスです。

僕も広告運用する立場として、
静止画の方がテストしやすいし
作りやすいので多くなりがちです。

でも、静止画だけでは
コンテンツホルダーの良さを
伝えるには限界があります。

だから、大変だとしても
動画も広告に使っていく。
両面でやっていくのが
すごく大事なんです。

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ファネルの数値を良くするには
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もしあなたが静止画だけの
広告しか出していないなら、
動画広告も試すべきです。

最近感じるのは、ベネフィットだけで
一撃ズドンで広告で読んでも、

バックエンドが売りづらくなって
きているということ。

これは顧客がプロモーションに対して
理解度が高まっていて、
即決するかどうかの判断を
遅らせているからです。

要は、顧客の目が肥えてきているんです。

僕だって選ばれるために
必死に情報発信をしています。

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ベネフィットだけでは足りない
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ベネフィットとコンセプトだけを伝えて
ズバっと引き込んだとしても、

「なんか良さそうだから」と
登録しただけでは、その人のことを
好きになっているわけではありません。

「見続けよう」という粘着性が弱いんです。

安く集まったとしても
バックエンドは売れない…
こういうことがあり得るんです。

近年、CPAを安くたくさん取る方法は
低単価商品向けだと思っています。

ベネフィットで一瞬で感情を動かして
安い商品をポチっと買わせるには有効。

でも高単価商品をしっかり売るには、
その人のことも好きになってもらう
ことが大事なんです。

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広告は第一印象
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僕の場合、広告で見込み客と繋がって、
SNSを見てもらって信頼してもらう
という導線が主です。

僕自身はSNSがバズるほど
育っているわけではありませんが、

SNSを見たら「ちゃんとした人」と
思ってもらえるような情報は
出しています。

そうなると、広告が第一印象になります。

顔が出ていない静止画だけで登録して、
次のランディングページでも
「良さそう」と思って登録しても、

その後初めて顔を見たときに
「この人の話し方、あまり好きじゃない」
となることもあり得ます。

だから、広告の段階から
単純接触を増やすべきなんです。

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教育的要素の重要性
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顔出ししてコンテンツを話す。

商品の押し売りではなく、
「こういうことってありますけど、
こうじゃないですか?」という
教育コンテンツを入れていく。

すると「この人の発信、気になるな」
「この人、見たことあるな」
「いいこと言ってたな」という
状態を広告上で作り出せます。

そうしてからリスト取得、
つまりファネルの中に入れると、
反応は変わるんです。

僕は近年、教育的要素が
広告において重要になってくると
思っています。

気づきを与えたり、その人自身を
好きになってもらったりすることで、
後ろ側の反応が上がっていくんです。

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多様な接点の重要性
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ただ、顔出しだけの広告は
スワイプされる可能性もあります。

「またか」と思われてしまうんですね。

だから静止画の広告も織り交ぜる。

動画広告はスワイプされても、
静止画でクリックしてリストに入り、

その後パネルが進んだときに
「この人、見たことある」
「この前、いいこと言ってた」と
つながるんです。

初めて会う人よりも、
何回も広告でいいことを
伝えていた人の方が信頼があります。

広告は広告だと飛ばされても、
コンテンツがあれば
「なるほど、そういう考え方があるのか」
となり、信頼は溜まっていきます。

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リストの質の重要性
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僕は最近、リストを安く取ることだけに
こだわるのは懐疑的です。

どれだけ単純接触を増やして
認知してもらい、価値提供して、
いいなと思ってもらい、
好きになってもらう努力を
事前にできるか。

「ベネフィット出して、いいコンセプトで
ギュッと読んで、とりあえずバーっと集めて、
ローンチっぽいことしてバーンって
売れるんじゃない?」

そんな甘い考えでビジネスが
できるはずがないんです。

今は認知度の奪い合い、
マインドシェアの取り合いです。

「この人知ってる」「いいこと言ってた」
という状態をどう作るか。

ローンチ前の段階、
プリローンチと言いますが、
まだセールスファネルに入っていない
状態からどう信頼を獲得するか。

そのための広告運用を考えると、
成果が上がってくるんです。

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今日の重要ポイント
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今日お伝えしたいことは2つ。

1. 広告はポートフォリオです。
バランスよく出した方が安定します。
いろんなパターンを出していきましょう。
少ないクリエイティブで
「これが最強」という考え方は捨てましょう。

2. ファネルとのギャップを減らすこと。
事前に好きになってもらえれば、
ファネルに入った後に
ギャップで落ちる可能性が減ります。

広告上でも「この人知ってる」という
状態を作るために、コンテンツホルダーの
顔出し広告も使いこなしていきましょう。

動画広告はヘビーですが、
効果は大きいです。

今日は「売れる広告マーケターが
知っていること」として
お伝えさせていただきました。

主催するビジネスコミュニティPLCでも
このようなマーケティングの知見を
シェアしています。

今後も役立つ情報を
お届けしていきますね。

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ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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