死角!売上マインドの罠

こんにちは、田中祐一です。
今日は「売上至上主義の危険性」
について話していきます。
よく相談を受けるんですよね。
「判断に迷ったとき、何を基準に
選べばいいんですか?」と。
僕はいつも「全てはテスト」と
答えています。A案もB案も
両方やればいいんじゃないかと。
検証することそのものに
大きな価値があるんです。
クライアントを長年見てきて
気づいたことがあります。
「売上を上げるためにどうすれば?」
と考えること自体は悪くない。
僕ももちろん考えます。
でもそれだけにとらわれると
魅力を感じづらくなるんです。
「全てが売上のためだけ」という
ビジネスってつまらないですよね。
音声で聞きたい方はこちら
https://stand.fm/episodes/67f67cb07c7434b6a0be2c0e
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面白さこそが集客の本質
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この「面白いか面白くないか」は
実はお客様に選ばれる重要な
要因だと思うんですよね。
僕自身、常々「売上」というものを
そんなに考えてこなかった部分が
あるんです。
「年商10億の人が何を言ってるんだ」
と思われるかもしれませんが、
結果的に売上のことをあまり
考えていないから年商10億に
いったという捉え方もできるんです。
僕にとって大事なことは、
マーケティングにはA案もB案も
あって、両方やることによって
検証データが得られること。
この検証数をKPIに置く
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つまり、人よりもたくさん検証する
ということを自分のマインドセット
に置いておくことで、より多くの
失敗ができるわけです。
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マーケティング沼にハマる喜び
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そのために僕は、主催するビジネス
コミュニティPLCの受講生の力を
借りて、いろんな案件を
いろんなファネルで、
いろんな訴求で売ってみる。
いろんな商品体系、ダウンセール、
アップセル、様々なプロセスを
全て検証したいんです。
この世の中にあるマーケティングを
全て数字で紐解きたい。
その思いがずっと昔からあって、
それのためにやってきた。
だから結果的に売上は
上がってきているし、
それ以上に仲間に囲まれている
という状況があるんです。
それは、田中祐一が誰よりも
売上を上げるために頑張っている
のではなく、マーケティング的な
検証に情熱を注いでいるから。
僕はただ「マーケティング沼」に
はまっているだけかもしれません。
でも、それが面白いと感じて
くださる方が集まってきているん
じゃないかなと思うんです。
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つまらない選択肢を捨てる
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もちろん、実績があるからとか、
人柄が良さそうだったからとか、
たまたま紹介されたからとか、
きっかけは様々でしょう。
でも結果的に僕という人間に
関わっていただき、リピート参加
してくださるのは、こういった
側面があるからではないかと
思うんです。
だから、つまらない選択肢は
して欲しくないんですよ。
「A案とB案、どっちが売れますか?」
それは一つの側面としては
あるかもしれません。
でも
「どっちを経験した方が面白いか?」
と考えたら、
「両方やってみよう」と
思うんじゃないでしょうか。
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「失敗」は最高のネタになる
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両方やってみて、B案が売れたら
それでいいじゃないですか。
それならB案を続ければいい。
でも「どっちが最適なんだろう」
「どっちがより売れるんだろう」
という考え方は本当に危険です。
行動力を下げるんですよ。
「失敗できない」という状態に
なってしまうから。
僕は「失敗ウェルカム」なんです。
失敗すらネタになります。
「このプロモーション狙って
やってみたけど、うまく
いかなかった」
そういったことを真摯に
アウトプットすることそのものが、
人間的な魅力につながるんじゃ
ないかなと思うんです。
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潜在意識の落とし穴
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失敗が怖い、100%当てたいと
いう気持ち。
表では言わなくても、潜在意識的
には持っている人が多いんです。
それって結局、自信のなさだったり、
売れない自分を開示するのが
嫌だったり。
そういう状態はまだまだ
レベルとして高めていかなければ
いけない人格・視座だと思います。
オープンさが足りないんですよね。
ここで「足りない」と指摘する
のは説教するためではなく、
高めてほしいからこそ言っている
部分があります。
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本物の魅力は何から生まれるか
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売上至上主義は危険であり、
それは魅力を下げる行為です。
そういう人についていきたいか?
と考えたとき、人間の嗅覚や
直感は鋭いものです。
「面白さ主義」や「テスト検証数
優先」でやっていくこと。
それが結果的に魅力になる。
企業家の世界はそうなんじゃ
ないかと僕は思うんです。
いかがでしょうか?
「これは違う」という意見も
あるかもしれません。
でも、僕の考え方をお伝え
させていただきました。
はむはむ