目的ドリブンに考える
田中祐一です。
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目的、目標、手段の一致
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ある方から相談をいただきました。
相談者
「今、打ち手に迷っていって、、、、
このプロモーションをしたいと思っています。」
田中
「ほうほう、それは何のためにするのでしょうか?」
相談者
「はい、この施策で自分の認定講師のブランディングを
行いながらクライアント獲得をしたいと思っています」
田中
「ん?その目的を考えているならその打ち手では無理ではないか?」
「ブランディングと成約は分けて考えて、
AとBをやっていったほういいのでは?」
相談者
「全然思い浮かびませんでした。分けて考えることで
スッキリしますね!田中さんのアドバイス通りやります!」
こんなやりとりがありました。
結構、あるあるです。
やりたいこと、やるべきこと
全てをごちゃごちゃで考えて
打ち手が効果的ではない。
最近、「目的ドリブン」という
書籍を読んで僕自身も体系化されたのですが
・目的-達成されるべきゴール
・目標-中間目標
・手段-打ち手
これが1本線でつながっていないと
やはり効果的ではないのです。
KGI、KPI、KDIとも関連しますが、
勿体無いのはたくさん考えているのに
目的に対して効果出来ではない打ち手を
やろうとしていることです。
僕たちコンサルタントは
「それは何の目的があってやるのですか?」
「そう意思決定した背景は何があるのでしょうか?」
とクライアントにアドバイスするときに
必ず「目的」と「背景」を確認します。
でないと適切なフィードバックができません。
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コンサルタントの仕事の第一歩は
正しい状況把握
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コンサルタントで、背景情報の把握と
目的の把握をやっていない人がいたら
にわかすぎます。
情報整理の基本なので。
僕が言いたいことは
あなたがやろうとしてることで
あなたの目的は本当に叶うのか?
一度考えてほしいなということ。
「本当に達成したい目的は何か?」
この問いはめちゃくじゃ重要なのです。
例えば、僕が新しい
プロダクトローンチを実施するにあたって
・売れるコンセプトかテストしたいのか?
・新しいチーム制度を確立したいのか?
・単純に利益を最重視したいのか?
・新しい仕組みのテストをしたいのか?
目的によって、優先されるべきことは
変わってくるのです?
「何のために実施するのか?」
この具体→抽象を考えることは
ブレずに行動し続けるために必要だし
気づけば、目的と手段が一致することが
多い人は、この思考の癖を
身につける必要があります。
実際にワークをする際に
「動画シナリオを作ってください」
と指示するときに
何のために
誰に向けて
顧客がどんな感情になったら成功か?
などなど、しっかり考え込むことと
いきなり人の文章をコピペして
書き換えていく人
大きく2つに分かれます。
当然、前者であってほしいですが、
後者がワークをすることが目的になり
結果を出せる思考ではないのです。
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目的を再度考えよ
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何のためにするのか?
この問いは奥が深く
終わりがなく
しかし結果を出すために
常に問い続ける必要があります。
何かを行動する際に
何か打ち手を決める際に
何のためにするのか?
今一度立ち止まって
考えてみていただければと
思います。
PS
リゾナーレ大阪にいます。
また一つ、星のグループを
制覇しました。
戦いは続きます。