良いプロデューサーと出会うためには
かなり長いコラムを書きました。
今後も、こういう発信を定期的にしていこうと思います。
=============
良いプロデューサーと出会うためには
==============
僕のローンチ講座は
・コンテンツホルダー
・プロデューサー
2つのタイプがいて、
お互いに協力しながら
進めていくという形式をとります。
実際には、1人でローンチを
完結している人も多いので、
「チーム」と「個人」その割合は
2:1くらいでしょうか。
コンテンツホルダーの中には
初めてのプロジェクトで不安になって
「良いプロデューサー」を
探す人が見受けられます。
しかし、「良いプロデューサー」に
甘い幻想をいだいている人は
パートナーを見つけることはできません。
では、良いプロデューサーとは
一体どういう定義でしょうか?
==============
婚活市場のジレンマ
==============
婚活のニュースで「良い男性が見つからない」
という女性の不満を取り上げたニュースは
みたことがありませんか?
・収入がよく
・身長もあり
・家柄が良く
・実家ぐらしではなく
・やさしくて気が利き
・将来有望
まぁ、露骨に書きましたが
そんな方に出会うためには
自分も同じステータスの必要がある
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という前提はなんとなく
わかるでしょう。
つまり、いい人に出会うためには
自分自身も市場に比べて抜き出ている
必要があるのです。
近年は「普通の人でいい」という考え方が
広まってきましたが、、、、
その普通の人、というのも
見つけるのは難しいです。
なぜなら
悪い部分にフォーカスすれば
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
無限に材料は出てくる。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
からなんですよね。
人は、選ぼうとすればするほど
「ここが足りない」
と判断し、大事な
「挑戦してみる」
という考え方がしぼんでいきます。
初めてのことだからこそ
慎重になればなるほど
チャレンジの数が減っていくのです。
結局、付き合ってみて
いろいろ意見交換してみないと
わからないことが多いのです。
==============
実績ゼロの田中がなぜ選ばれたのか?
==============
誰しもが初めての
プロモーションをすることになります。
当然、僕だって初めてのときがあり、
それはそれは大変でした。
しかし、その経験を積むためには
1つのハードルがあります。
そもそもコンテンツホルダーに
選ばれていなければプロデューサーとして
活動することもできなかったのです。
僕が初めてビジネスパートナー
とコンビを組んだときは・・・
・28歳会社員
・ビジネス経験ゼロ
・WEBでの実績もゼロ
・右も左もわからないひよっこ
ということで、かなりの
悪条件でした。
ビジネス市場を
婚活市場に例えるなら・・・
完全に売れ残りする人、ですよね。
でも、ここから実績を積み上げてきました。
最初にチームに組む人に与えられる
メリットもありません。
だから、その人には
無料でホームページを作りました。
いえ、無料でホームページを作るから
手伝わせてください。
とお願いしたのです。
そうじゃないと、僕みたいに実績ゼロの
人と組むメリットありませんからね。
ちなみに、ホームページ制作は
外注を使ったので実際には10万円の赤字です。
僕にとっては、何も行動しないことより
10万円払ってでもビジネス経験を踏むことが
大事だと考えました。
投資です。
そこで、ビジネスを手伝うようになってから
色々、仕事のサポートをするようになり
徐々にお金をもらうようになり
初めてのプロダクトローンチも任せてもらいました。
そこから3年ほどやって
数億円の売上に貢献しました。
これは「田中がすごいのか?」
というと違います。
僕は育ててもらったと思っています。
「チャンスをいただいた」と・・・
実績も経験も何もないところから
育てていただいた。
これが僕がプロデュースさせていただいた
コンテンツホルダーに感じている
ぶっちゃけた感想である。
逆に考えると、
「なんて器が大きいのだろう」
と思う。
実績や経験、リソースなど
「過去積み上げてきたもの」じゃなくて
「一緒に成長して作っていく未来」
に投資してくれたから。
今はもう、その方のプロデュースは
していないけど、恩義は感じている。
===============
みるべきものは過去ではなく未来である
===============
さて、話を戻そう。
どうすれば「良いプロデューサー」
と出会えるのか?
正直言って、あなたが
・濃いハウスリストを持っている
・WEBの経験が豊富
・しかも、報酬支払も良い
・実績、経験もバツグン
のであれば、自然と声がかかるだろう。
実際、最近あったことだが
10億円を超えるプロモーション会社から
「田中さんのこの受講生を紹介してくれ」
と言われて、つなぎ役をした。
案件としてまとまるかはわからないが
実績があれば指名されるのがこの世界だ。
では、実績がないあなたは
どうすればいいのだろうか?
答えは・・・・
良いプロデューサーはいない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということに気づくことが第一歩だ。
良いプロデューサーは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一緒に育てていくもの
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なのです。
恋愛やパートナーシップも同様だと思います。
今までの経歴や実績を観るのではなく
未来に向かって同じビジョンが描けるのか?
もし描けないなら途中で別れてしまえばいい。
「ないもの」のフォーカスを辞めて
「これから」にフォーカスする。
実力がないから、経験がないからじゃなくて
一緒にゼロから悩みながら進んでいくから
強固な関係性が構築できるのです。
そもそものマインドセットも問題です。
できるプロデューサーだったら
手取り足取り教えてくれる。
そう思っている人ほど、
正直重たいのです。
こういう考えの人ほど
トラブルを起こします。
「なんでやってくれないんだ!」
って言ってきます。
「プロダクトローンチ」のことを
自分がわかっていないのに、
手も足も動かさなくて口だけ文句をいう
クソコンテンツホルダーにはならないでください。
プロダクトローンチなら経験ないけど
とにかく全部のタスクを自分でやるつもり。
プロデューサーの手が回らないなら
経験がないけど自分でやるつもり。
こういう気持ちが、新しいジャンルでの
挑戦を切り開いていくのです。
それくらいのマインドで
プロデューサーと一緒に事業を構築すれば
きっとどんな経験だったとしても
「良い経験」になるでしょう。
売れた、売れなかった以上に
将来につながる体験価値が得られるのです。
===============
最初の一歩は信頼関係
===============
・全部自分でやるつもりで、その上で作業分担
・良いプロデューサーとは関係を育むことで生まれる
という前提に立つのがスタートです。
一緒に事業構築を進めるパートナーは
どうやって探せば良いのだろうか?
実績、経験がなければ「信頼」
で勝負するしかありません。
・相手を知り
・意見を交換し
・ビジョンを語り
そうやって、関係性を深めているだろうか?
ただ、全体チャットで
「プロデューサー募集です。
手伝ってもらえませんか?」
と流しているだけで終わっていないだろうか?
もちろん、それは悪いことではない。
行動しているだけ素晴らしいことなのです。
ただ、人の本質はそれでは動かない。
僕は、昔から興味を持った人を
ランチに誘っていた。
相手を知りたい、という
行為は自然と伝わるのです。
あなたは、プロデューサーを
探しているなら相手に興味をもって
接していますか?
何に悩んでいて、どうなりたいのか?
把握していますか?
興味を持つことが最初のスタートです。
相手に興味を持てば、
自然と声掛けができる。
コロナで会えない時代だからこそ
オンラインのコミュニケーションで
気軽にお茶も飲める。
コレを知って、あなたが
どう考えるか?
今日のコンテンツの目的は
コンテンツホルダーが抱いている
プロデューサーに対する理想を
ぶち破ることです。
プロデューサーが見つからないから
ローンチができない。
というのは、意識が低すぎる
ただの言い訳なのです。
自分で全部やる。
その一部を手伝ってもらう。
未経験から一緒に取り組む。
「全てはテスト」なのです。
PS
コンテンツホルダーからの
目線で厳しくこのコラムを書きました。
でも、プロデューサーこそ
「自分が全部やる」
というマインドは大事です。
僕はコミュニティ内で
「苦手なことがあるなら
プロデューサー同士で組むのだってありですよ」
とは言います。
実際、それでうまく言っている人は
多いです。
でも、本当の本音は
「ITもマーケも運用も全部やれよ」
というプロデューサーへの信念も持っています。
僕は、未経験からすべてやってきました。
「私はこの部分しかやらない」
という、アルバイトみたいな思考を
持っている人がプロデューサーに
なれるのか?
いや、無理でしょう。
やったことがなくても
チャレンジする。
そういうマインドがある人は
絶対にコンテンツホルダーに好かれます。
僕はあなたの過去を見ていない。
大事なのは今からどれだけチャレンジできるか?
苦手だからパートナーを探します。
これは正しい。
しかし、ここが自責と他責の場合がある。
自責で考えらなければ、
やはり行き詰まる。
起業家とは何か?
あなたは副業をしている人ではなく、
ひとつの事業をしている経営者なのだ。
「結果につながるなら全部やる」
この考え方は常に持っておきましょう。