「価格を言うと売れない」は嘘でした。

どうも、田中祐一です。
ウェビナーやセミナーで
商品の価格を伝えることに
抵抗を感じていませんか?
「値段を言ったら、
誰も個別相談に来てくれないんじゃ…」
そう不安に思う気持ちは
とてもよく分かります。
僕も昔は、
とにかく一人でも多くの人を
個別説明会に誘導することだけを
考えていました。
ですが、ある時から
あえてセミナー中に
価格を提示する戦略に切り替えました。
すると、個別説明会への誘導率は
70%から15%ほどに激減。
「やっぱり失敗だったか…」
と一瞬思いました。
しかし、その後の成約率は
90%を超えていたのです。
これは一体、
何を意味するのでしょうか?
=============
なぜ「価格を隠す」と疲弊するのか?
=============
価格を伏せて個別相談に誘導すると、
確かに数は集まります。
しかし、その中には
「とりあえず話だけ聞いてみよう」
という温度感の低い人も多く混ざっています。
そして、いざ個別相談の場で
初めて価格を伝えた途端、
「そんなに高いとは思わなかった」
「お金がないので無理です」
と言われて、
あっさり断られてしまう。
これでは、個別相談にかけた
あなたやセールス担当者の時間が
無駄になってしまいます。
まさに、労多くして功少なし、です。
=============
広告経由とハウスリストで戦略は変わる
=============
ここで重要なのは、
相手との信頼関係の度合いによって
戦略を使い分けることです。
【1:広告経由の場合】
まだ信頼関係が薄い
広告経由のお客さんに対しては、
いきなり価格を提示するのは
ハードルが高いかもしれません。
この場合は、価格は伏せて
個別相談に誘導するのが基本です。
ただし、例外もあります。
僕がプロデュースしている
ゆう先生の案件では、
あえて「審査制」を導入しています。
これにより、個別相談への誘導率は
通常7-8%のところ3%まで下がりましたが、
その後の成約率は60-70%という
高い水準を維持しています。
あえてハードルを設けることで、
本気度の高い人だけを
スクリーニングしているわけです。
【2:ハウスリスト経由の場合】
一方で、メルマガやSNSなどで
すでに関係性ができている
ハウスリストのお客さんに対しては、
話は別です。
僕自身のシークレットセミナーでは、
セミナー中に価格を全て提示した上で、
30分の面談を実施しました。
結果は、10人中9人が成約。
買う気のある人だけが来てくれるので、
面談はもはやセールスではなく、
お互いの意思を確認する
「最終面接」のような場になります。
一=============
人起業家こそ「価格提示」を味方につけよ
=============
もしあなたがセールス担当を置かずに
一人でビジネスをしているなら、
なおさら価格提示は有効な戦略です。
多くの個別相談を一人でこなすのは
物理的に限界がありますからね。
セミナーで価値と価格をしっかりと伝え、
「それでも欲しい」という
熱量の高い人だけに来てもらう。
これにより、セールスにかかる労力を
最小限に抑えながら、
売上を最大化することが可能になります。
「価格を言わない」という
固定観念を一度捨ててみてください。
そして、あなたのビジネスモデルに合った
最適な価格提示のタイミングを
「テスト」してみてください。
きっと、セールスの世界が
ガラリと変わるはずです。
はむはむ