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セールスでこれやると失敗します

 2025/10/08 マーケティング
この記事は約 5 分で読めます。 3 Views

こんにちは、 田中祐一です。
「セミナーやライブが盛り上がったのに、
 本講座の申込みが少ない…」

そんな経験、ありませんか?
実はこれ、多くの起業家がハマる
【落とし穴】なんです。

僕も駆け出しの頃、まさにそうでした。

セミナーとセールスを「別物」として切り分けていた。
つまり、
・セミナーでは「いい話をする」
・最後に「商品の案内をする」
この2段構えにしていたんです。

一見、王道に見えますよね?
でも、これが大きな誤解。

なぜなら、参加者の心理は
「セミナー=学びの場」「セールス=売り込み」
と無意識に分断してしまうからです。

その結果、セールスの瞬間に空気が変わる。
そして一気に冷めてしまう。

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セールスは“仕込み”で決まる
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僕が気づいたのは、セールスは
「最後の案内」で決まるのではなく、
その前から始まっているということ。

たとえば僕の講座では、
シナリオの随所にこうした要素を織り込んでいます。

・「ある受講生が、このメソッドを使ったら人生が一変した」
というストーリー
・「僕がクライアントと一緒に改善した具体例」
・「この考え方を体系的に学べる場がある」

これらを、あえて講座紹介という
言葉を使わずに伝えるんです。

間接的に講座の魅力を
伝えていく手法です。

するとどうなるか?
受講生はセミナーを聴きながら、

「この続きがあるのか」
「もっと学んだら自分も変われそうだ」

と自然に感じてくれるようになる。
セールスをしている感覚すらないのに、
すでに「欲しい」という気持ちが芽生えるわけです。

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「潜在意識に埋め込む」トーク設計
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ポイントは、「露骨に売らない」こと。

ある心理系の受講生が
売り込みせず書いたくなるトークを
考えていた時にこんな提案をしました。

「ある受講生から“彼氏がモラハラなんです”と相談に来たんです。
そのときに脳のタイプ診断と宇宙サイクルを
組み合わせてアドバイスしたら、
わずか1ヶ月で笑顔が戻り、理想のパートナーと出会えたんです。」

このエピソードを語ることで、
聞いている人はこう感じます。

「え、そんな変化があるなら私もやってみたい」

ここで「講座に入れば学べます」と言わなくても、
もう心は動いているんです。

こういった小さなトークを積み重ねていく。

つまり、セールスを
【潜在意識に刷り込む】わけです。

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「セールス臭」を消す=信頼を得る
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受講生にとって一番イヤなのは、

「いい話を聞いていたのに、最後は結局売り込みか…」

と感じる瞬間です。

だからこそ、僕は徹底的に“自然さ”を大切にしています。

・ストーリーの中に成果事例を紛れ込ませる
・比喩やメタファーで「学び」と「講座」をつなぐ
・お客様の声を紹介するときも、あくまで本題の補足として出す

これらを積み重ねていくと、
受講生は「この講師の話=信頼できる」と思ってくれる。

その結果、最後のCTA(行動喚起)は
軽く背中を押すだけで十分なんです。

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売り込まずに“売れる人”になる
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ここまで読んで、気づいたかもしれません。

セールスは「最後の10分」ではなく、
「最初の10分」から始まっているんです。

冒頭から一貫して、参加者にこう刷り込んでいく。
「この学びの延長線上に未来がある」

だからこそ、僕はセミナーとセールスを分けません。

全体を通して“売れる空気”を設計する。

これこそが、成果を出す人と出せない人の分かれ道なんです。

そして大事なのは、

「売れる人」になることはテクニックだけではない、ということ。

表面的なノウハウを真似しても、結局はボロが出ます。
むしろ、日頃から「本当に相手に成果を出してほしい」
という姿勢を持ち続ける人ほど、自然と売れる人になっていく。

つまり、売れる人とは「売ろうとしなくても買いたくなる人」

セールスが単なるクロージングではなく、
あなたの在り方そのものが信頼を生み出す段階に到達する。

この領域に入ると、セールスが恐怖でも負担でもなく、
むしろ「喜んでもらう機会」へと変わっていくんです。

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さいごに
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・セミナーとセールスを分断すると空気が冷める
・コンテンツの中に自然に講座の価値を埋め込む
・ストーリーや事例を通して潜在意識に刷り込む
・最後は軽い背中押しで十分

これが、僕が大事にしている
「売り込まずに売れる」セールスの仕組みです。

あなたもぜひ、次のセミナーや動画に取り入れてみてください。

それだけで、きっと結果は大きく変わりますよ。

では、また次回。

PS
ドバイで鬼滅の刃をみてきました。

映画館にいた方ですが
現地の子供で炭治郎の羽織来ているのを
みると微笑ましいですね。
字幕は英語とアラビア語2つありました。

妻とは5年ぶりに映画館にいきました。

それだけ子供も大きくなってきた、
ということです^^

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ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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