あなたの商品、誰がどう買うのか見えていますか?

こんにちは、田中祐一です。
今日は久々に、
メルマガ読者のあなたに向けて
「商品構築」の現場から
リアルな話をお届けします。
というのも最近、
プロデュース案件や
PLC(主催するビジネスコミュニティ)の
壁打ち会で出てきた話題が
「これ、結構みんな同じところで
つまずいてるな」と感じたんですね。
特に多かったのが、
「商品のコンセプトがぼんやりしていて、
誰に、どう売るかが曖昧なまま進んでる」
というケース。
今日は、そんなあなたにこそ
伝えたい内容です。
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自分では「わかってるつもり」になりやすい
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ある受講生の方から、
こんな質問を受けました。
「田中さん、外部の人のコンセプトを
ちょっと考えてみたんですけど、
これってどう思いますか?」
提案された案には、
「天才脳」というキーワードが
盛り込まれていました。
ふむふむ、たしかに面白い。
でも聞いていくと、
「何を売りたいのか」
「どうやって売るのか」が
まったく見えてこない。
「これはどうやって売っていく予定?」
「価格帯は?導線は?その後の展開は?」
と投げかけると、
思考がふわっとしていて、
一貫性がなかったんですね。
これ、実はめちゃくちゃ多い。
特に真面目で、
一人でなんとかしようとしている
コンテンツホルダータイプに多いです。
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コンセプトだけでは売れない
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「こういうテーマでいきたいんです!」
「このフレーズ、良くないですか?」
気持ちはわかります。
僕もキャッチコピー大好きです。
でも、キャッチコピーや世界観だけでは
売上は立ちません。
それを誰に向けて
どう売るのか?
体験コンテンツにするのか?
PDFで届けるのか?
セッション販売にするのか?
価格はいくらか?
集客はどうするか?
購入後の導線は?
継続商品はあるのか?
このあたりを、
具体的に設計していかないと、
“売れる商品”にはなっていきません。
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最初から全部見えてなくてOK
でも「前提のズレ」は修正しよう
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もちろん、最初から完璧な設計など
求めていません。
むしろ、「試しながら整えていく」ことが
商品構築の王道です。
でも、少なくとも——
「これは誰に向けた商品で、
どうやって販売して、
どんな価値を届けるのか?」
この骨格だけは、
ブレないようにしてほしいんです。
じゃないと、コンセプトだけ作って
“完成した気”になってしまい、
「で、これどう売るの?」
「誰が欲しがるの?」
という問いに、答えられなくなる。
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実演コンサルを見せるだけで売れる時代
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ある受講生には、こうアドバイスしました。
「もう動画を一本撮って、
そこで“商品を作る瞬間”を見せましょう」
「その動画を無料でプレゼントして、
その後に“私が作りますよ”という
5万円の商品を案内してみては?」
今の時代、
ただノウハウを教えるだけじゃ売れません。
逆に、
「実際にプロがどんな風に作るのか?」
を見せるだけで、
グッと信頼が高まります。
そしてその後に、
「このテンプレ通りにやっても
作れなかった方は、
私と一緒に作りませんか?」
と提案することで、
自然と申し込みにつながります。
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価格と販売方法がズレていると売れない
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ここも重要なポイント。
同じ商品内容でも、
5000円で売る場合と、5万円で売る場合、
導線はまったく変わります。
5000円なら、オプトイン→LP→即購入
でも成立します。
でも5万円なら、
信頼構築→比較検討→
“あなたから買いたい理由”が必要になります。
なのに、
この設計のズレに気づかずに
「なんで売れないんだろう?」と悩む人、
めちゃくちゃ多いんです。
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まとめ:売れる商品に必要なこと
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・キャッチだけで商品にしない
・ターゲットと導線を設計する
・価格に応じてファネルを変える
・実演動画は最強のセールスツール
・“完成形”より“売れる形”を優先する
これらを意識するだけで、
同じ内容でも売上は変わります。
最後に。
「1人で考えても、
何がズレてるか分からない…」
という方は、
僕が主催するビジネスコミュニティPLCで
毎週やっている壁打ち会に
参加してみてください。
想像以上にサクサク形になります。
それでは、また次回。
はむはむ。