好きなことをビジネスにしようぜ!
プロダクトローンチの専門家
田中祐一です。
「好きなことをビジネスにしよう!」
この言葉、聞いたことありますか?
好きなこと以外は生産性が低い!
好きなことだけやればビジネスは
うまくいく。
僕も大枠は賛成していますが、
やはり1つの言葉、
人のステージによって、
誤解を生んだり屈折して
伝わったりします。
何が言いたいかというと
言葉の受け取り方は
人それぞれ、ということ。
だから僕たちは
発信された言葉を抽象度をあげて
解釈し、自分の中に取り入れなければ
ならない。
行間を読む。
これ、アホらしいと思うかもしれませんが、
僕はこの能力がビジネスにおいて
超重要だと思っていますし、、、
これがあるから
プロデューサーとして
起業できたのかなとも思えます。
例をあげましょう。
例えば
「プロデューサーとして起業する!」
かっこいいですよね。
ヤバイですよね。
自分が裏方として、
コンテンツの魅力を最大化して
世の中に価値をもたらす。
なんかこれだけ見ると
興奮しますよね。
そうやって、表面ヅラの
かっこよさは伝えるのは簡単。
でも・・・
本当はプロデューサー業って
地味なんですよね。
神は細部に宿るので、
デザインやコピーには
一言一句気にしなければならない。
誰も拾わない作業は
自分がやるしかない。
雑用だろうが血反吐を吐いてでも
冠水させなければならない。
集客ができない場合は、
あの手この手と不屈の魂で
大量行動しなければならない。
チームの責任はすべて
追わなければならない。
プレッシャー半端ない。
システムまで理解して、
場合によっては自分が
すべて設定しなければならない。
よく、起業塾で
「すべて自分でやる必要はありません」
なんてタレコミがあるが、、、
そんなん幻想で、全てにおいて
作業するかはさておき苦手なことも
よく理解しなきゃいけないし、
馬鹿じゃできない仕事。
今の僕のプロデューススタイルは
確かに口を動かせばある程度
プロジェクトを動かせるけど、
上述したような地味で
「やりたくないこと」を経験したから
コンセプトメイクのような「好きなこと」
に集中できるようになった。
まぁ4年はかかりました。
これが事実なんです。
「好きなことをビジネスにしよう!」
これには段階があって、
好きじゃないことも含めて、
全部チャレンジすることで、
結果的に好きなことが見極められるようになる。
また好きなことができるからこそ、
付随するような地味な作業も
前向きに取り組むことができる。
言葉のまま
「好きなことだけやろうぜ!」
ということを、もし会社のスタッフや
受講生にやらせたとしたら、、、
その人が認知している世界の中でしか
好きなことをやらないので
「成長」はありません。
だから、ビジネスを通して
やったことがないことやらせる!
というのは本当に重要です。
「えー、やったことないです・・・」
「できません・・・」
「私には無理です・・・」
なんて言われたりしますが、
これはビックチャンス!
無茶振りって、ぶっちゃけ「愛」です。
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当然、仕事として依頼したり、
受講生だからこそ面倒を見るわけですが、
最高の成長の機会ですからね。
面倒を見ない無茶振りは悪です。
でも、やれば次のステージが
見えてくる。
まずはやってみる。
次に慣れる。
ステップ化してマニュアルにする。
そして仕組み化する。
その中で「好きなことだけをやる!」
最初から好きなことだけ
やらせるのって、
子育てで行ったら、、、
学校にも行かせないで
周りの世界との関係も遮断して
ゲームだけやらせる・・・
そんな育て方と似ていると思いませんか?
わがままな人を育てる
行為だと思いませんか?
「いろんなことをやってみる。
その中で好きなことを見出して、
嫌なこともうまく廻るように仕組み化する」
これが本質でしょう。
人に仕事を任せられない人は
無茶振りが出来ない人。
でも、その人が成長したのは
ぶっちゃけ無茶ぶりを受けてきたからでは?
局論的かもしれませんが、
好きなことをやらせるより、
愛をもっていろんな仕事を無茶振りするほうが
僕はいいなと思っています。
まぁ、それは僕が
”成長”という単語を重要視しているから
ですね。
あなたはどう思いますか?
こういうことを考えることも
また成長ですね^^