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売上3倍にするには顧客の頭に入れ

 2025/05/14 マーケティング
この記事は約 7 分で読めます。 11 Views

こんにちは、田中祐一です。

先日あるオンラインセミナーで
「なぜ売れないのか?」という
質問をもらいました。

その質問をした方は
すでに素晴らしい商品も
持っていて、SNSでの
発信もしています。

でも、なぜか思うように
売上が上がらない…

そんな悩みを抱えていました。

そこで今日は「売れない」の
正体についてお話しします。

実はこれ、僕が主催する
ビジネスコミュニティPLCでも
よく出てくる質問なんです。

=============
売れない最大の原因
=============

結論から言います。

売れない最大の原因は
「顧客のことを全く
知らないから」です。

これ、実は多くの受講生や
起業家に共通する盲点。

「私の商品はこんなに
素晴らしいんです!」

「このスキルを身につければ
人生が変わりますよ!」

こんな商品目線や
自己中心的なメッセージを
発信していませんか?

それでは響かないんです。

商品の素晴らしさより
もっと大切なことがある。

それは「相手目線」で
語る癖をつけることです。

商品開発に8割の時間を
かける人が多いですが
実は逆なんですよ。

8割の時間を顧客リサーチに
あてるべきなんです。

=============
SNS投稿で起きた奇跡
=============

先日こんな体験をしました。

「5DAYS型ライブテンプレート」
というものを
Xで投稿したんです。

すると…驚くべきことに
350件以上のコメントが
殺到しました。

投稿1本で300リスト獲得。

広告費に換算すると
約60万円分の集客成果です。

なぜこれほど反応が
取れたのでしょうか?

単純に、お客さんの
“心のトリガー”を
引けたからなんです。

つまり、彼らが求めている
ものを正確に理解し
提供できたから。

=============
顧客理解を深める3つの視点
=============

これはビジネスの基本である
3C分析にも通じます。

1. 自社視点(Company)
自分の商品やスキルの
強みは何か?

2. 顧客視点(Customer)
顧客が抱える悩み・感情・
欲求は何か?

3. 競合視点(Competitor)
他の人がどういう訴求を
しているか?やっていない
視点は?

この「3視点の交差点」が
“反応の取れる
メッセージゾーン”になります。

多くの人がやっているのは
1番だけ。

でも成功者は2番と3番に
多くの時間を使っているんです。

=============
顧客理解のための実践テクニック
=============

では具体的にどうやって
顧客を理解すればいいのか?

①購入者心理の逆算トレーニング

まず自分が何か商品を
購入した時の「感情の流れ」を
言語化してみましょう。

興味→信頼→納得→決断

この各ポイントを細分化
することで、顧客の心理動線が
見えてきます。

②顧客の声を拾う5大リサーチ法

・SNS投稿の反応分析
どの投稿が反応されるかを
テスト&検証します

・X広告ライブラリ
売れている広告・訴求軸を
調査します

・Amazonレビュー
顧客のリアルな悩みや
評価を言語化して探ります

・Yahoo!知恵袋/Google検索
ターゲット層の「検索ワード」
から本音を拾います

・顧客インタビュー
直接ヒアリングして
共感ゾーンを特定します

=============
41枚アンケートの威力
=============

ここでぜひ紹介したいのが
『チラシ・DM・ホームページが
営業マンに変わる』という本。

著者の岡本達彦さんは
41枚のアンケートで
顧客心理の全体像を
可視化しています。

購入前の悩み、購入の
きっかけ、購入決定の
ポイントなどを丁寧に取得。

「現在・過去・未来」で
訴求要素を構造化できるんです。

僕も主催するビジネス
コミュニティPLCで
このアンケート手法を
取り入れています。

=============
実績より「共感」で売れる理由
=============

「実績がないから
売れないんです…」

多くの初心者がこう
思い込んでいますが、
実はそうではありません。

実績ゼロでも「顧客の気持ちを
わかってくれてる」と
伝われば売れるんです。

僕の経験上、成功した初心者の
特徴は「顧客目線のメッセージ」
を持っていることです。

かつて僕自身も起業初期は
実績がなかったけど、
顧客の痛みを理解することで
成果を出せました。

コンサルタントとして起業して
6ヶ月で貯金800万円を
使い果たした経験も
今となっては強みです。

その失敗経験があったからこそ
顧客の不安や痛みに
共感できるようになりました。

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問題の”順位付け”が肝
=============

顧客が抱える悩みには
「なんとなく困っていること」と
「夜も眠れないほど
困っていること」があります。

全ての悩みに対応しようと
するのは間違い。

トップ3の悩みを特定することで
反応率が大幅に変わります。

例えば、オンライン講座を
売る場合の顧客の悩みを
考えてみましょう。

1位:「集客がうまくいかない」
2位:「商品設計がわからない」
3位:「セールスが苦手」

もしかしたら他にも10個、
20個の悩みがあるかもしれませんが
上位3つに焦点を当てることが重要。

これらを的確に言語化して
訴求することで「この人は
私のことを分かってる!」と
思ってもらえるんです。

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ストーリー設計と反論準備
=============

顧客の不安・痛み・過去の
失敗体験と共鳴する
ストーリーを用意しましょう。

例えば「起業塾に入ったが
成果が出なかった」
「無料セミナーだけでは不安」など。

また、よくある反論に備えた
事前のスクリプト設計も必要です。

「他にも手法があるのでは?」
「本当に結果が出るの?」

こういった疑問に先回りして
答えることで信頼感が高まります。

=============
メッセージの打ち返し力
=============

動画やセールスでも同じこと。

顧客が何を思うかを先回りして
メッセージ内に入れ込むんです。

動画も「一方通行」ではなく
「想定キャッチボール」のように
構成すべきです。

「今、〇〇と思いましたよね?」
「実は私もそう思っていました」

このように顧客の心の声を
拾い上げる表現を入れることで
共感を生み出せます。

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最後に伝えたいこと
=============

ビジネスとは、商品の
磨き込みではなく「顧客のことを
徹底的に理解すること」です。

商品はあとからいくらでも
作れます。

「売れない=ズレてる」だけ。

顧客の頭の中に入ることこそ
最大の施策なんです。

今日から実践できる
3つのステップ:

1. 自分が買った商品の
購入プロセスを書き出す

2. 5大リサーチ法を使って
顧客の声を集める

3. 顧客の悩みトップ3を
特定し、訴求に組み込む

これだけでも、あなたの
ビジネスは大きく
変わるはずです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

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