検温器とアルコール消毒事件
田中祐一です。
先日、ゴルフレッスンに行くために
バスに乗り込むときのこと・・・
ゴルフのスタッフさんが
両手に何やらを持っていました。
右手に検温器。
左手にアルコール消毒。
ふむ、ここまでは普通。
妻がバスに乗り込むときに
「検温でーす」
と言いながら左手を
額に向けていました。
ん?左手。
左手に持っているのは
アルコール消毒ではないか!
まてまてまてーーーーーい。
それは額に向けちゃアカンやつでは?
妻も気づいたようで、
「妻は後ろに一歩下がった!」
「スタッフは左手を上げて追いかけてきた!」
「妻は後ろに、もう一歩下がった!!」
「スタッフは左手を上げて追いかけてきた!!」
ぐぬぬ、激しい攻防なり。
ということで、両手が埋まっていたことで
検温器とアルコール消毒を間違えていたのです。
そんなアホなことがあるんかいな!
と思うかもしれませんが、
これって結構よくあることなんですね。
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2つあることで迷ってしまう
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僕たちはお客さまへの
販売機会を逃したくないが故に
商品を2つ以上提案することがある。
でもそれは2つの迷いが生じている。
買い手側の迷いと
売り手側の迷い。
この迷いが発生すると
決めきれずに「また今度相談します」
となる。
「シンプル」にしなければ
決断にエネルギーが必要なんです。
どっちにしようかなって
迷いがあることで売り上げが下がってしまう。
ということはよくあります。
シンプル イズ ベスト
という単語は、心理トリガー的にも
その通りなんです。
1枚のチラシで9つの時計を
販売したチラシと
1枚のチラシで1つの時計を
販売したチラシでは・・・
後者のほうが売り上げが
高かったという話は
僕も何回かしていると思います。
たくさんあることで迷ってしまう。
バス乗車の検温だけでなく
ホームページでも
セールストークでも
基本的は一緒です。
複雑になっていないか?
見直してみてくださいね。
PS
妻の顔は無事でした。