LINEのマネタマイズ戦略とは?
スマホを手に入れれば誰もが活用することになる、通話やメッセージ機能。それを通信費のかからないインターネットを活用することで、無料で提供するLINEのようなアプリはユーザーの高い利用率を誇ります。LINEはこの「フリー戦略」を有効に活用し、どんどんシェアを広げていきました。
ただ、フリー戦略をとるということはどこかでマネタマイズ(有料化)をしなければ、事業として成り立ちません。LINEはいったいどのように事業をマネタマイズしていったのでしょうか?
LINEの戦略としては、導入時にスマホユーザーからよく活用されるアプリとしての地位を築いた後、プラットフォームとして様々な用途・サービスを提供することで有料化を推し進めていきました。
事実、LINEはユーザー数の増加とともに、どんどん新しいサービスを投入しています。
【第一フェーズ】
最初は無料の通話機能、メッセージ機能を提供して、市場のシェアを取っていきました。
スマホを利用していれば、当然LINEというアプリを使用するという状態の構築です。
【第二フェーズ】
プラットフォームとしてゲーム等活用し、LINEの定着化を行ってきました。LINEはユーザーのコミュニケーションツールとしてスマホユーザーの共通言語であるという位置を定着させることに成功しました。
【第三フェーズ】
法人用アカウントである「公式アカウント」が登場し、資金のある企業の広告として活用されてきました。
大量のユーザーが使用していLINEに対してスポンサーからの広告を配信することで、BtoC向け情報配信メディアとしての地位を確立しました。
【第四フェーズ】
次の市場として中小企業向けの情報配信ツールとしてサービスを提供してきました。月額固定費、かつ低額で使用できるサービスとして「LINE@」が登場します。
シェアを一気に牛耳り、ゲーム等のコニュニケーションツールとしてアクティブユーザーを確保した後に、企業からの広告配信先として、企業も個人も取り込んでいった、という流れになります。
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