セールスでこれやると失敗します

こんにちは、 田中祐一です。
「セミナーやライブが盛り上がったのに、
本講座の申込みが少ない…」
そんな経験、ありませんか?
実はこれ、多くの起業家がハマる
【落とし穴】なんです。
僕も駆け出しの頃、まさにそうでした。
セミナーとセールスを「別物」として切り分けていた。
つまり、
・セミナーでは「いい話をする」
・最後に「商品の案内をする」
この2段構えにしていたんです。
一見、王道に見えますよね?
でも、これが大きな誤解。
なぜなら、参加者の心理は
「セミナー=学びの場」「セールス=売り込み」
と無意識に分断してしまうからです。
その結果、セールスの瞬間に空気が変わる。
そして一気に冷めてしまう。
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セールスは“仕込み”で決まる
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僕が気づいたのは、セールスは
「最後の案内」で決まるのではなく、
その前から始まっているということ。
たとえば僕の講座では、
シナリオの随所にこうした要素を織り込んでいます。
・「ある受講生が、このメソッドを使ったら人生が一変した」
というストーリー
・「僕がクライアントと一緒に改善した具体例」
・「この考え方を体系的に学べる場がある」
これらを、あえて講座紹介という
言葉を使わずに伝えるんです。
間接的に講座の魅力を
伝えていく手法です。
するとどうなるか?
受講生はセミナーを聴きながら、
「この続きがあるのか」
「もっと学んだら自分も変われそうだ」
と自然に感じてくれるようになる。
セールスをしている感覚すらないのに、
すでに「欲しい」という気持ちが芽生えるわけです。
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「潜在意識に埋め込む」トーク設計
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ポイントは、「露骨に売らない」こと。
ある心理系の受講生が
売り込みせず書いたくなるトークを
考えていた時にこんな提案をしました。
「ある受講生から“彼氏がモラハラなんです”と相談に来たんです。
そのときに脳のタイプ診断と宇宙サイクルを
組み合わせてアドバイスしたら、
わずか1ヶ月で笑顔が戻り、理想のパートナーと出会えたんです。」
このエピソードを語ることで、
聞いている人はこう感じます。
「え、そんな変化があるなら私もやってみたい」
ここで「講座に入れば学べます」と言わなくても、
もう心は動いているんです。
こういった小さなトークを積み重ねていく。
つまり、セールスを
【潜在意識に刷り込む】わけです。
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「セールス臭」を消す=信頼を得る
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受講生にとって一番イヤなのは、
「いい話を聞いていたのに、最後は結局売り込みか…」
と感じる瞬間です。
だからこそ、僕は徹底的に“自然さ”を大切にしています。
・ストーリーの中に成果事例を紛れ込ませる
・比喩やメタファーで「学び」と「講座」をつなぐ
・お客様の声を紹介するときも、あくまで本題の補足として出す
これらを積み重ねていくと、
受講生は「この講師の話=信頼できる」と思ってくれる。
その結果、最後のCTA(行動喚起)は
軽く背中を押すだけで十分なんです。
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売り込まずに“売れる人”になる
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ここまで読んで、気づいたかもしれません。
セールスは「最後の10分」ではなく、
「最初の10分」から始まっているんです。
冒頭から一貫して、参加者にこう刷り込んでいく。
「この学びの延長線上に未来がある」
だからこそ、僕はセミナーとセールスを分けません。
全体を通して“売れる空気”を設計する。
これこそが、成果を出す人と出せない人の分かれ道なんです。
そして大事なのは、
「売れる人」になることはテクニックだけではない、ということ。
表面的なノウハウを真似しても、結局はボロが出ます。
むしろ、日頃から「本当に相手に成果を出してほしい」
という姿勢を持ち続ける人ほど、自然と売れる人になっていく。
つまり、売れる人とは「売ろうとしなくても買いたくなる人」
セールスが単なるクロージングではなく、
あなたの在り方そのものが信頼を生み出す段階に到達する。
この領域に入ると、セールスが恐怖でも負担でもなく、
むしろ「喜んでもらう機会」へと変わっていくんです。
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さいごに
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・セミナーとセールスを分断すると空気が冷める
・コンテンツの中に自然に講座の価値を埋め込む
・ストーリーや事例を通して潜在意識に刷り込む
・最後は軽い背中押しで十分
これが、僕が大事にしている
「売り込まずに売れる」セールスの仕組みです。
あなたもぜひ、次のセミナーや動画に取り入れてみてください。
それだけで、きっと結果は大きく変わりますよ。
では、また次回。
PS
ドバイで鬼滅の刃をみてきました。
映画館にいた方ですが
現地の子供で炭治郎の羽織来ているのを
みると微笑ましいですね。
字幕は英語とアラビア語2つありました。
妻とは5年ぶりに映画館にいきました。
それだけ子供も大きくなってきた、
ということです^^