1. TOP
  2. ブームに乗るとメンタルが病む話

ブームに乗るとメンタルが病む話

 2024/01/13 マーケティング
この記事は約 4 分で読めます。 158 Views

田中祐一です。

コロナによって最高年商を叩き出せたのに、
今現在売り上げが下がってメンタル病む
そんな経営者がちょくちょくいます。

コロナ時代は
正直稼ぎやすかった。

「オンラインで稼げる」訴求をすれば
SNS広告はギュンギュンに周り、
普段は興味がなさそうな初心者層が活性化され
売り上げがバッコバコに上がる。

そんな時期だった。

でも、時代は変わりも
コロナのころのように
イージーに集客できる
時代じゃなくなっていった。

今は「本当の実力」が
問われる時代になっています。

コロナ時代にイケイケだったので
固定費を切り上げてしまう。

すると翌年、
税金やコスト高で経営が
圧迫される可能性があります。

まさに急成長が毒を
もたらしたといえる。

そして、過去の自分の売り上げと
比較してしまい
「あの頃みたいにうまくいかない・・・」
メンタルが落ちていく。

売り上げなんてまやかしで
外部環境からくる売り上げなんて
ボーナスくらいに考えておけば
いいのにね。

過去の栄光は捨てて、
今、目の前の顧客に集中すべきなのです。

さて、コロナのような一大トレンドが発生した時
経営者として

・攻める
・守る

どちらが正解だったのでしょうか?

まぁ、両方正解でしょう。

攻めた結果、
月利1億以上も叩き出すような
モンスターのような働き方を
した知人もいます。

僕は
「攻めずに淡々と事業構築」
していました。

性格的に「地味」なので
アクセルを踏むべきところで踏めなかった。

弱点でもありますが、
強みでもあります。

それでいいんです。

それが、今の年商10億に
繋がっていると考えます。

僕は、ブームに乗りませんでした。
いや、乗りませんでした。

自分の中に「ある経営キーワード」を
持っていたので、
それを信じ淡々とスキルを高め
仕組みを整えておりました。

==============
急成長は敵、目指すべきは「年輪経営」
==============

僕はこれ、意識してます。

伊那食品工業は1958年の創業以来、
2005年までの48年間、ほぼ増収増益を続けてきました。

寒天という地味な商品を、自ら市場を開拓しながら、
ジワジワと育て、増収増益を続け自己資本も充実し、
ほぼ無借金経営を実現しています。

この企業、知人の経営者から
ご縁をいただきまして
2019年に長野県まで工場見学にいきました。

そこで聞いた話
(書籍にも書いてあるけど)

増収増益が途絶えたのは
2015年のダイエットブーム。

テレビで火がつき
寒天の需要が爆発。

本来はやりたくなかったが
社員の要望により工場の生産ラインを増やして
昼夜兼業体制にして寒天の増産に取り組んだ。

結果、ブームが終わった2006年から
売り上げが減少になり利益も前年を下回った。

この後遺症から脱出するのは
数年かかりました。

年輪のように毎年積み重ねる。

自分達の掟を破ったことで
伊那食品工業は痛手をおったのです。

==============
前年度より幸せになっているか?
==============

売り上げの伸び=会社の成長

と捉えることは、僕は幸せだと
思わない。

新たなチャレンジができていること。
仕組みがじわじわ広がっていること

それでいいじゃないですか。

僕も3年間は年商3億〜9億で
足踏みしたけど、集中したのは
仕組みの構築。

売り上げで焦るのは愚の骨頂だと
年輪経営の本を読んでいたから思えた。

もしかしたら、今後は
ガクッと売り上げを落とすことも
ありえる。

でも、それでメンタル病む必要
ないんじゃないかな?

と、僕の知人のコロナで
最高年商を叩き出してしまったがゆえに
苦しんでいる友人に向けて書きました。

年輪のように積み重ねていこうぜ。
それで幸せじゃないか。

プロダクトローンチだって
やり方によっては積み重なって
いくものなのよ。

あなたはブームに乗りたい派ですか?
それとも堅実に積み上げたい派ですか?

僕は圧倒的に後者なんですよね。
ローンチ屋なんですけどね 笑

\ SNSでシェアしよう! /

田中祐一公式ブログの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

田中祐一公式ブログの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

田中 祐一

田中 祐一

1986年1月23日生まれ新潟県出身。
芝浦工業大学材料工学科卒業後、株式会社NTTデータに入社。意識高い系の彼女に安定企業で給料をもらう生活を馬鹿にされフラれた事がきっかけで起業の道を志す。
クライアントのプロダクトローンチを実践することで、年商300万円のクライアントが、30日で4000万円を売り上げている。
現在はエンジニアの経験を活かした、緻密なマーケティング・プロセスを設計し、爆発的に売り上げをあげるプロダクトローンチを武器にビジネスを展開。累計5億円以上の販売実績がある。ネット集客の専門家として全国の商工会議所で販売促進セミナーも開催している。

この人が書いた記事  記事一覧

  • なぜあなたの動画はつまらんのか

  • 2024-2025年のビジネストレンド分析

  • 抽象と具体:コンテンツの反応を高める極意

  • Meta広告 vs YouTube広告

関連記事

  • 士業スマホページのトップビュー

  • 同業を意識して発信できない

  • Stripeを垢BANから守る方法

  • トレンドを掴むvsロングセラー、どちらを選ぶか

  • ステップ6:売り込まずに契約する販売手法!

  • 売れるものに気が付くマーケット感覚を手に入れろ!