捨てる=売れる
田中祐一です。
僕がコンサルすると
「方向性が決めきれない」
という相談が一番多いです。
「あれもやりたい」
「これもやりたい」
「自分だけの経験で提供できること」
「自分だけの強み」
「ライバルとの差」
一体、私はどうすればいいんだー!
って頭を抱えて
叫んでいる起業家って
多くありませんか?
もしかしたら、あなたも
その一人かもしれません。
どう考えればいいのでしょうか?
==============
捨てる=売れる
==============
コンセプトメイクは
実に450人以上やってきました。
僕のコンサル後は
「数年間悩んでいた方向性が
明確になって俄然やる気になりました!」
とかよく言われます。
それだけ悶々としている人が多い。
結局、多くの人は
全ての経験を統合したくて
迷っていることが多いです。
また、お客さまから
求められた経験があり
それを盛り込みたい。
例えば、、、
いままで「リアル」で
男性向けに売れていたから
ネットでもこのまま売っていきたい。
と考える女性起業家。
でも、リアルの紹介や口コミとは違って
ネットでは一瞬で勝負が決まります。
その時に、男性経営者は
数多くのコンサルタントが多い中で
あなたを見る理由があるだろうか?
圧倒的な実力があれば
話は別です。
売れるためには
「男性の売り上げを捨てる」
というのも大事な考え方だったり
することもあります。
ネットとリアルは分けて考える。
のも大事ですね。
==============
集客と教育を分けて考える
==============
伝えたいメッセージって
あるじゃないですか?
とても大事なコアメッセージ。
でも、それを集客段階で
伝えるとメッセージがごちゃごちゃする。
入り口では理想を叶える
「魔法のペン」
を見せないといけない。
ちょっとでも考えさせて
しまったらもうおしまいです。
まずは「興味を持ってもらう」
そのためにはすっきりシンプルに。
捨てる、という言葉は
シチュエーションによります。
僕は主に集客のコンセプトメイクを
担当することが多いので
そこではすっきりシンプルに
本当に言いたいことは、
動画や説明会で伝えたらいい
と考えています。
それが「捨てる」の真髄です。
集客の段階で「捨てる」だけであり
使わないわけではないのです。
これがわからないと
思い切った決断ができない。
婚活だったら、まず最低限の
外見を整えて、デートができるようにする。
そこで、中身を徐々に知ってもらう。
集客と教育で分けて考えることが
重要なのです。
=============
人間の脳は「三位一体脳モデル」
=============
これを僕たちは
理解しないといけない。
爬虫類脳・哺乳類脳・人間脳
と3つが共存するのです。
人間脳=論理、思考
哺乳類脳=感情、感覚
爬虫類脳=本能
人間脳 < 哺乳類脳 < 爬虫類脳
と、爬虫類脳が
最も強い意思決定権を握っているのです。
本能には抗えない。
本能に刺激するためには
ごちゃごちゃ言わない。
すっきり1秒で伝わる。
そうしないと
「思考」が邪魔をします。
本能的に抗えないメッセージを
構築するために大事なのは
余計なコンテンツを
「捨てる」
なければいけないのです。
=============
まとめ
=============
コンセプトは引き算。
あれもこれも、
と盛り込んで何者かわからない人が多い。
どこを輝かせるか?いろいろできるからこそ、
刺さらない人多いです。
思い切って削る。
勝負する市場を明確にする。
独自のコンセプトがほしい!と言われるが、
まずは伝わるコンセプトを。
それで十分売れます。